ソワチネ(1) サンデーC

吉祥寺笑(著者)

• 販売会社／発売会社: 小学館
• 発売年月日: 2010/11/18
• JAN: 9784091226761

商品レビュー

2014/04/09

入学早々に方言を笑われてから他人としゃべることができなくなった町根。ハトとしゃべる生活をしていた彼だが、先輩・岨原と出会って演劇サークルの一員となる。

舞台設営・ビラ配り・前説などなどちょっとずつやって演劇サークルに慣れていく主人公に合わせて、読んでるこっちも大変だなぁとちょっとずつ理解していける。
人間関係がまだ薄いけど、軽く読めるのがいいですね。

クラブサンデー連載時はFlash動画を配信していたようです。声優は町根緑郎＝鈴木千尋、岨原千子＝斉藤桃子。

2011/02/24

上京した田舎男子の楽しい♪ワクワク♪大学生活スタート！
…と思ったら都会に馴染めず、入学して間もなく、訛ってるところを人に笑われ、それがトラウマになりそれから一言も喋らなくなった田舎男子の憂鬱な大学生活ーと思いきや、彼の前に一人の女性が現れる。彼女は彼がいくら挙動不審でも笑ったりしない。もはや天使降臨！？と感激の涙を流している彼だったが、実は彼女は舞台一筋の女の子であった！！さあ、一緒に舞台をやろうじゃないか！？

といった内容のお話です。
とにかく楽しいキャンパスライフを送ろうよ！が彼らの生きがいのようです。主人公の冴えない田舎男子も舞台一筋の女の子との出会いで（これがまた、女優志望じゃなく、舞台を作る側の裏側一筋の子だというのが魅力的です）少しずつ変わっていきます。
全体的にグタグタしてる感がなくて以外とさっぱりして、結構読みやすいです。ただし、読者対象が一応低年齢だからか（クラブサンデー）大学生活の描写も別に小学校・中学校に置き換えても違和感がないような。そんな感じです。