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ハリー・ポッターと死の秘宝(上)
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 静山社 |
発売年月日 | 2008/07/01 |
JAN | 9784915512643 |
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ハリー・ポッターと死の秘宝(上)
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商品レビュー
4
2件のお客様レビュー
三人で分霊箱を探すための旅路。なかなか辛い展開というか状況で読んでいて相変わらずつらかったです。なぜ学習しないんだ…周りを見てくれ…余裕がない…仕方ないとはいえ苦痛でした。屋敷しもべ妖精と心を通わすのはちょっとウルッときてしまいました。コミュニケーションは大事だよ。
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映画版『ハリー・ポッターと死の秘宝 Part1』の情報量が多すぎて、さっぱりわからず。10年前に読んでるはずなんですが、ほとんど覚えていないので、あきらめて原作を図書館で借りてきました。文庫版とか携帯版とかいろいろ出てますが、待たずに借りれたのが一番最初に発売された2008年の単...
映画版『ハリー・ポッターと死の秘宝 Part1』の情報量が多すぎて、さっぱりわからず。10年前に読んでるはずなんですが、ほとんど覚えていないので、あきらめて原作を図書館で借りてきました。文庫版とか携帯版とかいろいろ出てますが、待たずに借りれたのが一番最初に発売された2008年の単行本。 しかし、久々に読むと、ルーナの「だもン」とかリータ・スキーターの「ざんす」とかミリュエルおばさんの「だぇ」とか、語尾がめちゃくちゃ気になる…。ハーマイオニーにいたっては「マーリンの猿股」「おたんちん」ですよ。 文章の意味が通じないところもいくつかあったので検索したら『ハリポタ』誤訳・珍訳解説サイトがいくつもあって、おもしろくなってきたので併読しながら読みました。 「希少価値」とか「希望の光」とか「名付け親」はもう明らかに誤訳なので、最近発売された新装版では修正してるだろうと、本屋で立ち読みしてみましたが、見事にそのままでした。 日本語としておかしいだろうっていうのと、「蒲柳の質」とか「それは重畳」とか「イカレポンチ」とか、いや、そんな言葉、昭和の人間だって使わないのに、これイギリスのファンタジーですよ、子供向けの。呪文のフォントや太字の多用もうるさい。 『ハリポタ』シリーズの原作ってどうも暗い部分が気になると思ってたんですが、「生まれそこない」みたいな日本語訳のせいもあるんじゃないかと思いました。「穢れた血」ってのも差別用語だよな。 まあそれでも上下巻各565ページという分厚さを6日で読み終えたのは、そもそも児童文学なのと、やっぱり話がおもしろいというのはあったかと思います。 映画版ではカットされちゃったダドリーの話がけっこう好きです。ほとんど忘れちゃったのにここは覚えてた。 あと、ネビルが活躍するのは本当は彼が「もうひとりの子」だったからと記憶してたんですが、その話は『不死鳥の騎士団』あたりだったのか。でも彼はたしかに「もうひとりの主人公」といえますね。 『ハリポタ』はシリーズ通して構成がやや乱暴というかミスリードで引っ張って最後に謎解きというパターン。『死の秘宝』ではとくにパズルのようにひとつ解けないと前に進めないようになっていて、映画版ではこのパズル構成をなるべく維持するためにPart1と2という長さになりつつ、細部は説明不足のまま話が進むんですね。だから「両面鏡」なんかがいきなり出てくる。「ニワトコの杖」をめぐる所有権とか原作読み返してもわかりにくい。 (この論理でいくと「エクスペリアームス」するたびに所有権変わらないか? でも決戦の呪文が「エクスペリアームス」なのは『炎のゴブレット』と韻を踏んでるというか、最後に選ぶのかこれなのかっていう感動もあるよね。)
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