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千のプラトー(中) 資本主義と分裂症 河出文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 河出書房新社 |
発売年月日 | 2010/10/06 |
JAN | 9784309463438 |
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千のプラトー(中)
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商品レビュー
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記号の発生から、記号を脱したアナーキーな領域の多様性までを語る『千のプラトー』シリーズの中巻。脱記号化と、カオスからの非記号的なものの発生を語るパート。 単に記号的なものを否定的に語るだけじゃなく、記号そのものの成立と非記号的なものの成立自体を描き出すことによって記号に対して批判...
記号の発生から、記号を脱したアナーキーな領域の多様性までを語る『千のプラトー』シリーズの中巻。脱記号化と、カオスからの非記号的なものの発生を語るパート。 単に記号的なものを否定的に語るだけじゃなく、記号そのものの成立と非記号的なものの成立自体を描き出すことによって記号に対して批判的な立場を取るというやり口は、ドゥルーズの面白いところ。おそらく、そういう仕方で対象を肯定することこそが、もっとも批判的でありうるのだと思う。寄り添い存在することはそれ自体差異の共存であり、批判的創造的なんだろう。(そうした存在性について述べられるのが下巻)
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[ 内容 ] <上> ドゥルーズとガタリによる最大の挑戦にして未だ読み解かれることない比類なき名著。 リゾーム、アレンジメント、抽象機械、リトルネロ、戦争機械など新たな概念を創造しつつ、大地と宇宙をつらぬいて生を解き放つ多様体の思考。 器官なき身体/存立平面から“機械圏”へ―来たるべき民衆のための巨大な震源。 <中> ドゥルーズ/ガタリによる極限的な思考の実験。 中巻では顔貌性、そして逃走線の考察から生成変化をめぐりつつ、宇宙の時を刻むリトルネロへ向かい、絶対的な脱領土化の果ての来たるべき生、来たるべき民衆を問う。 <下> 遊牧民が発明した「戦争機械」は国家の外部にあり、国家をたえず危機に陥れる。 「国家装置」はそれを捕獲し、労働を発明し、やがて資本主義の公理系と結び合う。 しかし戦争機械とマイノリティの革命的な生成変化がやむことはない。 かつてない国家、戦争、技術、資本への問いから、平滑空間/条里空間の考察を経て非有機的生に向かう壮大な歴史哲学。 [ 目次 ] <上> 1 序―リゾーム 2 一九一四年―狼はただ一匹か数匹か? 3 BC一〇〇〇〇年―道徳の地質学(地球はおのれを何と心得るか) 4 一九二三年十一月二〇日―言語学の公準 5 BC五八七年、AD七〇年―いくつかの記号の体制について 6 一九四七年十一月二八日―いかにして器官なき身体を獲得するか <中> <下> 一二二七年―遊牧論あるいは戦争の機械(国家の二つの極;戦争機械の外部性と還元不可能性;戦士 ほか) BC七〇〇〇年―捕獲装置(旧石器時代の国家;原始的集団、都市、国家、世界的な組織;先取りする、祓いのける ほか) 一四四〇年―平滑と条里(技術的モデル(繊維製品) 音楽モデル 海洋モデル ほか) 結論―具体的規則と抽象機械 [ 問題提起 ] [ 結論 ] [ コメント ] [ 読了した日 ]
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「私と言うか言わないかがもはや重要でない地点に到達することだ」ジル・ドゥルーズ&フェリックス・ガタリ『千のプラトー』 中途半端を認められれば、立派なドゥルーズ派か。アイデンティティなど存在しない、変態が全てと言い切る御大よ思想を学びたい。
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