弁理士受験新報(Vol.69)

弁理士受験新報編集部(著者)

• 販売会社／発売会社: 法学書院
• 発売年月日: 2010/10/02
• JAN: 9784587710682

商品レビュー

2010/10/30

判例特集がよかった

[片田舎の受験生]

No.69号判例特集を読んで。この特集は私に判例を条文と一体化して勉強することの大切さを教えてくれた。そして、条文と判例を関連付けて勉強する具体的な方法を示してくれている。なるほど、判例の中の事案の概要は論文の事例問題に似ている。事案の概要を読みこなせるようになれば事例問題に強くなることが分かった。
またさらに、これまでは判例を覚えようとばかり思っていた。しかし、覚えたと思っては忘れまた覚える愚行を繰り返していた。そこでこの判例特集だ。キーワード重視、趣旨重視、法的三段論法の作法、接続詞の重要性や活用法もわかりやすく示している。何回か繰り返し読んでいるうち、無理に覚えようとしなくても判例を自分のものにできるように思えてきている。何か一生モノの勉強法に出会えた感じがする。
受験予備校に通学するのが難しい地方受験生にとっては、本誌が大切な受験情報誌・参考書の一つとなっている。通信よりも安くて済むのもある。判例特集はこれからも定期的に読み返したいと思えるものであった。

2010/10/27

なるほどでした。

[Ｒｉｅ]

６９号の判例に関する特集、とても勉強になりました。
仕事をしながら受験勉強をしているため、あまり勉強に時間がとれず…。それに年明けからの答案練習会までまだ時間があり、この時期は中だるみしてしまいます。
ですが、この特集を読んでいたら、判例のことやその他勉強全般について何かつかんだような気がしています。この特集の中に書いてあるように「すらすら」と内容が理解できました。それと、やる気も沸いてきました。
この時期にこんな特集と出会えてとても感謝しています。学んだことを早く答案練習会で実践してみたいです。ありがとうございました。

2010/10/13

弁理士になるぞ！

[ひたすら受験生]

弁理士受験新報６９の特集（理系出身者の判決文の読み方使い方）が役に立った。判例って分かっているような気がしたけど、この特集を読めば、判例が基礎から応用まで広くカバーできる。なんといっても、著者が読みやすい論文をさかんに強調しているせいか、文章が非常に読みやすい。良質な論文答案を作成する上で、接続詞の重要性を改めて感じれた。それに言われてみるとそういえばってこと、つまりは無意識的なことが有意識に変われた。新報全体にいえることだけど、ＬＥＣの先生の記事はどれも読む価値が高い。渡辺先生にしろ納富先生にしろ、その他の先生にしてもそう。判決文の読み方使い方はおすすめです！