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キリスト教成立の謎を解く 改竄された新約聖書

バート・D.アーマン【著】, 津守京子【訳】

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 柏書房
発売年月日 2010/09/29
JAN 9784760138722

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2021/06/14

キリスト教会(カトリック)が、いまの形になるまでに、さまざまなキリスト教があったこと、それらの間で、生き残りをかけた「戦い」があったことを、新約聖書や初期キリスト教会文書の研究から明らかにする。 面白いのは、カトリックとして統一されたキリスト教は、イエスの教えや、初期キリスト教...

キリスト教会(カトリック)が、いまの形になるまでに、さまざまなキリスト教があったこと、それらの間で、生き残りをかけた「戦い」があったことを、新約聖書や初期キリスト教会文書の研究から明らかにする。 面白いのは、カトリックとして統一されたキリスト教は、イエスの教えや、初期キリスト教を確立したパウロの教えとも異なるものになったのではないかという点。確かに、三位一体は、聖書にはない。著者によると、天国と地獄ももともとは無かった概念だという。 とかく宗教は極端になりがち。イエスの神性を重視する人たちは、神性を重視するあまり、肉体を持ったイエスを遠ざけてしまう。一方、ユダヤ人だったイエスを重視する人たちは、異邦人にもユダヤ人であることを押しつける。4つの福音書も、別々のグループの主張が響いているという。イエスの神性を重んじるヨハネ。ユダヤ人であることを重んじるマタイ。見捨てらて、捧げられる子羊としてのイエスを描くマルコ。神に守られて最期まで平静を保つイエスを描くルカ。確かに、違うよなぁ。 カトリックにつながる初期正統派が、この4つの違うイエス像を、省くことなく残したのは、アリストテレスの中庸を重んじる思想が関係しているのかもしれない。そして、この中庸から、なかなか理解は難しいが、教会を支えることになった三位一体などの教義が確立していったのったのかもしれない。 ニューヨーク9/11からはじまった21世紀は、まさに、原理主義、極端・エクストリームになりがちな時代に、中庸の知恵が求められているように思う。

Posted by ブクログ

2021/01/10

聖書自体、ほとんど読んだことはなかったが、それでもその成り立ちについて学術的かつ中立的に説明が書かれており、勉強になる。 聖書の矛盾点、成立にかかわる諸説が整理されているので、内容を理解するのに役立つと思うが、そもそも聖書自体に興味がない人にはチンプンカンプン。キリスト教信者にと...

聖書自体、ほとんど読んだことはなかったが、それでもその成り立ちについて学術的かつ中立的に説明が書かれており、勉強になる。 聖書の矛盾点、成立にかかわる諸説が整理されているので、内容を理解するのに役立つと思うが、そもそも聖書自体に興味がない人にはチンプンカンプン。キリスト教信者にとっては聖書を否定されたような気になってしまい、拒絶反応が出るのではないかとも思う。そういう意味では、かなりニッチな読者層向けと言える。 本気でキリスト教を信じている人たちが、本書を読んだときにどのように思うのだろうか?否定、拒絶、矛盾、容認…いろいろな感情が想像される。 聖書に限らず、あらゆる宗教のよりどころとされている各種の書物(仏教の経典とか)についても、このように冷静な視点から分析されているものが出てくれば良いのにと思う。 そういった意味では、キリスト教の奥深さ、強さがあるのかもしれない。

Posted by ブクログ

2020/03/04

まえがき 第一章 信仰に突き付けられた歴史的挑戦 第二章 矛盾に満ちた世界 第三章 山積する様々な見解 第四章 誰が聖書を書いたのか? 第五章 嘘つき、狂人あるいは主?歴史的なイエスを求めて 第六章 いかにして私たちは聖書を手に入れたのか 第七章 誰がキリスト教を発明したのか? ...

まえがき 第一章 信仰に突き付けられた歴史的挑戦 第二章 矛盾に満ちた世界 第三章 山積する様々な見解 第四章 誰が聖書を書いたのか? 第五章 嘘つき、狂人あるいは主?歴史的なイエスを求めて 第六章 いかにして私たちは聖書を手に入れたのか 第七章 誰がキリスト教を発明したのか? 第八章 それでも信仰は可能か? 原註 訳注 翻訳にあたり参考にした文献 訳者あとがき

Posted by ブクログ

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