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空白の一章 バーナビー主任警部
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空白の一章 バーナビー主任警部

キャロライングレアム【著】, 宮脇裕子【訳】

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空白の一章 バーナビー主任警部

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 論創社
発売年月日 2010/09/25
JAN 9784846010560

空白の一章

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2021/07/10

イングランドの小さな町でアマチュアのライターズ・サークルが定例会にプロの作家を呼んだ。その作家が帰ったあと、会場だったジェラルドの家でそのジェラルドが頭を僕打され死んだ。バーナビー警部は捜査にのりだすが、謎に満ちたジェラルドの生活と、7人のメンバーそれぞれの生活のきしみが見えてく...

イングランドの小さな町でアマチュアのライターズ・サークルが定例会にプロの作家を呼んだ。その作家が帰ったあと、会場だったジェラルドの家でそのジェラルドが頭を僕打され死んだ。バーナビー警部は捜査にのりだすが、謎に満ちたジェラルドの生活と、7人のメンバーそれぞれの生活のきしみが見えてくる。 謎が明かされ、メンバーの生活の膿?が出され、それぞれ新しい生活へと向かう。 謎ときは、驚きに満ちた被害者ジェラルドの過去だろう。設定は発表と同時期のようだ。場所は解説によれば、ミッドサマーという架空の場所だが、ロンドンからさほど遠くない、テムズ河沿いのオックスフォードシャーとかバッキンガムシャーあたりだという。 サークルメンバーは、被害者ジェラルド、中学教師夫妻、領主館に住む姉と義妹、骨董店経営の女性、退役軍人。中でもジェラルドはアイルランドでの貧しい生まれ、領主館に住む義姉妹の生活が、50年代のイメージ。そしてバーナビーの部下トロイは高卒で労働者階級で教養が無い、といった描き方。 すごく厚い本で幅4センチもあり重くてまいった。長いわりにわりとさくさく読めた。サークルメンバーの生活が聞き取りによって、個人の背面の意識が露わになる過程がおもしろい。 著者のグレアムは1930年生まれなのだが、メンバーの娘の部屋からニルバーナが聞こえてくるとか、生徒のTシャツがガンズ・アンドローゼズだ、などという記述があり、年齢を考えると驚く。クリスティだったらこんな筋でははい、などという文も出てくる。 バーナビー警部はNHKで2002年4月~10月に13話が放送された。名前の記憶はあった。 1994発表 2010.9.25初版第1刷 図書館

Posted by ブクログ

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