マリアビートル

伊坂幸太郎【著】

• 販売会社／発売会社: 角川書店/角川グループパブリッシング
• 発売年月日: 2010/09/24
• JAN: 9784048741057

商品レビュー

2012/09/03

キャラクターがすごい

[平塚 泰司]

面白い。キャラクターが全員魅力的で、ラストも気分もすっきりする。前作よりいい。

2024/04/30

グラスホッパー・AXにつづく殺し屋シリーズの3作目。
私は殺し屋シリーズを７７７で初読み、面白くてはまってしまった。

７７７とおなじくて、ついてない殺し屋「天道虫」が主人公かな。
密室の東北新幹線の中で、殺し屋がめちゃくちゃのっている
そして度重なる闘い・殺しが。
本当にあり得ないよね。

なかでもめっちゃむかつくのが中学生「王子」。
なんども早く退場しろーって願いを込めながら読んでいたが、最後までこりずにいた。
結構好きなキャラである蜜柑・檸檬から天誅してほしかったのだが。
最後に大物からぼこってくれてよかったけどね。
もう少しぼこぼこにしてすっきりしたかった。

けっこう長いけど、密室の戦いや作戦が結構面白く続きがきになり、
おすすめの一作です。

2024/04/06

グラスホッパーの次はマリアビートル
判子が押してあるのを見るだけでクスッとしてしまう

しかし、トーマスに詳しい人が誰かの一人息子を助けて新幹線に乗っている…あれ…この話知ってる…と10ページ目ぐらいで衝撃

検索したらやはり、ブラッド・ピットのブレット・トレイン

観ちゃってたよ！映画を先に！

少し読むモチベーションが下がりつつも読み進めると、これが面白くて面白くて止まらない。映画の人たちで脳内再生されてしまうので時々容姿の説明部分でアレ？ってなってしまう時があるぐらいで、映画とは全く別物として、七尾（脳内ではブラピ）が起こす予想外の不運や業界の人達のすれ違い、王子のコントロールフリークなサイコパスがいつへし折られるのか、木村の父（真田広之）がいつ来るのか、ドキドキしながら楽しめた。

新幹線が暴走脱線しなくてホッとしたし
まあそうよね。あれは流石に無いよね

グラスホッパーに出ていた業界の人達が出てくるのも興奮ポイント

次はAX
誰が出てくるかな
楽しみ