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ナポレオンの妹
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 白水社 |
発売年月日 | 2010/09/30 |
JAN | 9784560080900 |
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ナポレオンの妹ポーリーヌの記録。帝国時代はヨーロッパ一の美女と言わしめるほど美しかったらしい。 彼女の関心は自身の衣装と健康と男。贅沢の限りを尽くす。 男に関しては、性的モラルが崩壊した時代ということもあってか凄まじい男たらしぶり。 悪く言えば、イメージしやすい悪役の貴族の女...
ナポレオンの妹ポーリーヌの記録。帝国時代はヨーロッパ一の美女と言わしめるほど美しかったらしい。 彼女の関心は自身の衣装と健康と男。贅沢の限りを尽くす。 男に関しては、性的モラルが崩壊した時代ということもあってか凄まじい男たらしぶり。 悪く言えば、イメージしやすい悪役の貴族の女キャラ。よく刺されなかったなってくらい、オイオイと突っ込みたくなる場面も多い。 しかして人に愛される、良く言えば天真爛漫な人物。 社交界でも彼女主催のパーティーは人気があり、実は切れ者ぽい。駆け引きがうまく、ウィットに富む。 ナポレオンが皇帝の座についたことを顕示する戴冠式で、ナポレオンの妻、皇后ジョゼフィーヌが主役を演じ、その裾を持って歩く役を命令されたことに対して腹を立てた姉妹揃っての嫌がらせが面白かった。 皇帝皇后が儀式の場である玉座へ向かう階段を上がるとき、途中で皇后ジョゼフィーヌが歩けなくなってしまう。なんと、姉妹で一斉にジョゼフィーヌの裾を引っ張っていたのだ。ナポレオンの一睨みで手を緩めたそうだが、こりゃナポレオンも大変だ。 ポーリーヌを何度も叱りつけるナポレオンの一面も面白い。 それでも兄ナポレオンへの愛情は家族の中で一番深いと感じさせるところもある。皇帝失墜後も自身の身なりに並び、エルバ島、セントヘレナ島に幽閉されたナポレオンを常に気にかけ、敬意を持って献身的に振舞っている。 山あり谷ありとはいえ、人生を全力で遊んでいた印象。 一時はわがままっぷりに疲れて読み進めるのを中断したが、悪女よりも天真爛漫さを感じさせる終わり方だけに、読み終わりは名残惜しく感じる本だった。あと装丁がきれい。
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ノンフィクション だいぶ前に読んだから忘れてるところもあるけれど。。。お金を浪費するにしても、そのためのセンスが必要。人生の時々で自分の置かれた立場でのお金の使い方を身に着けることができた人、という印象。途中途中で垣間見えるナポレオンという人の人間臭さも面白い。
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皇帝ナポレオン・ボナパルトと仲の良かった妹ポーリーヌの生涯を描いたもの。 家族が多かったナポレオンは妹だけでも何人もいるので、日本人にはあまり区別がついていないと思いますが。 これを読んだらもう忘れない? 小柄で優美で、ミルクのように白い肌、完璧に均整の取れたスタイル、古典的な...
皇帝ナポレオン・ボナパルトと仲の良かった妹ポーリーヌの生涯を描いたもの。 家族が多かったナポレオンは妹だけでも何人もいるので、日本人にはあまり区別がついていないと思いますが。 これを読んだらもう忘れない? 小柄で優美で、ミルクのように白い肌、完璧に均整の取れたスタイル、古典的な整った顔立ち、陽気な性格。 10代半ばで兄の部下であるハンサムな武官達と次々に恋し合い、最初は反対されるが、そのうちの一人ルクレールと首尾良く結婚。 遠い任地のサン=ドマング(今のハイチ)へ若妻のポーリーヌも赤子を連れて赴任。暴動や黄熱病という危難に遭う。 自信満々でわがままな暮らしぶりだが、大事なときには動じない勇気もあったようです。 夫の死後、イタリアの名門ボルゲーゼ家のカミッロと恋に落ちて結婚。 すごいハンサムだが実は親の方針で教育がなく、もともと頭も良くないという人物。 ポーリーヌが半裸になってモデルをした彫像「ラ・パオリーナ」は夫が注文したもの。表紙になっています。 夫が遠くへ赴任することを望みつつ、治療と社交を行ったり来たり。実は産後に病を得たのですが、調子の良いときには夜明けまでパーティーで踊り続ける生活。 エルバ島について行ったのは彼女一人だけというのは、胸を打たれます。 快適に暮らせるように家を整え、ピクニックを催したり、明るくふるまっていたそう。 1796年に兄ナポレオンと結婚したジョセフィーヌとは仲が悪かったんだけど、出世頭の兄がまだ若いのに、年上で子連れの色っぽい女性と結婚したら、15歳の女の子は反感持つかもね。 社交を楽しみ、オシャレで浪費好き、お金を手に入れるのは得意、恋人は次々~とちょっとジョセフィーヌに似た所があるのは皮肉? 性格はむしろジョセフィーヌのほうが穏やかだったようで。 気の強さは兄に似ているのかも。 兄のナポレオンのほうが真面目で、風采は上がらなかったけど、人を惹きつけるものはあったんですよね。 美しく人を引きこむ力のあるポーリーヌ。兄は男として、妹は女として、戦う才能に溢れていたのかも。
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