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消費者行動の知識 日経文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 日本経済新聞出版社 |
発売年月日 | 2010/09/17 |
JAN | 9784532112226 |
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商品レビュー
4.4
5件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
消費者行動論の歴史も含めて、ざーっと、一応のかたちで紹介する内容ですが、それでも、興味を惹く章や節にあふれています。消費ついて、可処分所得ばかり言われるのかと思ってたら、ちゃんと可処分時間(余暇を使う時間をぼくなりに表現)についても言われていて、というか、可処分時間についての記述のほうが多くて、そういう本でよかったなあと思いました。自由に使える時間があってこそ消費ができる。消費できる時間があるからこそ、モノやサービスを購買できる。また、時間を作るための消費もあるんですよね。また、最後の方ででてきましたが、「関与水準の高低」なんていう見方が社会心理学であるんですね。これですよねー、高い関与水準で本を読んだりすると身になるし、低い関与水準で勉強しても身にならないっていうのは。関与水準の高低には、自分の生き方にとって大事なものは何かってのがかかってきます。「本気でやんなさい」なんてよく言われるけれど、その「本気」になれるかどうかは、自分がどう生きたくて何を大事にしたくて何を知りたいかっていうところまで虫眼鏡でみてみないと、わかんないんですよね。そこまでしてから、「ぼくはここで本気になるべきなんだ」とわかることだってあるでしょう。自覚ですよ、自覚。僕個人の場合は、生きやすい世の中になっていくためにはどうしたらいいんだろう、というのがあった。そして、そこから小説を書くことという方向にも芽がでた。だから、関与水準の比較的高い状態で読書をするんだろうなあ。それでもよく得た知識を忘れていくのだけれど。高い関与水準で行動するようになるその源泉を、ロマンティックに、でもちょっとけばけばしくデコレートすると、「夢」になるのかもしれないですね。
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マーケティングにおける消費者行動の知識を体系化してまとめた本。新しい視点があるというわけではなく、今までの学説を教科書のように整理したもの。そのため、読んでいくことでの興奮を覚えるという点は少ないが、全体感が統一されてるので読みやすい。文庫という点からも気軽(?)に読み直しが出来...
マーケティングにおける消費者行動の知識を体系化してまとめた本。新しい視点があるというわけではなく、今までの学説を教科書のように整理したもの。そのため、読んでいくことでの興奮を覚えるという点は少ないが、全体感が統一されてるので読みやすい。文庫という点からも気軽(?)に読み直しが出来ると思う
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導入書として最高のテキスト。様々な学問領域からヒントを得て、発展してきた消費者行動論。言葉の定義/論(視点)の系譜をしっかり一つ一つ整理した上で展開していくため、論調に安定感があって、とんでもなく分かりやすい。アカデミックを実務に応用していきたいと考えているマーケッターにとって必...
導入書として最高のテキスト。様々な学問領域からヒントを得て、発展してきた消費者行動論。言葉の定義/論(視点)の系譜をしっかり一つ一つ整理した上で展開していくため、論調に安定感があって、とんでもなく分かりやすい。アカデミックを実務に応用していきたいと考えているマーケッターにとって必読の書といえるはず。改めて、消費者行動論のプロフェッショナルになりたいと決心させられた一冊。
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