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2010/10/07

タイトルから分かるように尿ネタ専門成年コミック。同日発売の樺島あきら氏の作品「文科系露出愛好会」も尿シーン満載なんですが、あちらは露出プレイや調教の一貫で飲尿などをしている、いわば王道的演出のひとつとして扱っているのに対して、こちらは放尿や飲尿をエロス演出の主役級に扱っており、ス...

タイトルから分かるように尿ネタ専門成年コミック。同日発売の樺島あきら氏の作品「文科系露出愛好会」も尿シーン満載なんですが、あちらは露出プレイや調教の一貫で飲尿などをしている、いわば王道的演出のひとつとして扱っているのに対して、こちらは放尿や飲尿をエロス演出の主役級に扱っており、ストーリーもほとんどが露出プレイや調教とは関係ない(6話めを除く)ところが新しく、新進作家として非常に今後が楽しみになる内容でした。  絵はまだ安定しているとはいえないもののそれよりも絵の個性がまだ弱いのが気になりました。もっとも作品を読めば誰かがすぐわかるレベルにあるのでw、このままでも戦っていけるんじゃないかと思いますね。  巻頭作品の「飲尿アリス」という作品はニョーランドという、おしっこが神聖なものである国からやってきたお姫様をメインヒロインにしたお話。特に、子宮内放尿を最上級の愛と捉えて、精液中出しにがっかりする扱いがおもしろい。またこのシリーズでヒロインが全部で4人登場するのですが最後までひとりが好意を持ってないのは変わってると思いましたね。ちょっとしたことなんですが他の作家と違うセンスを持っていることに注目しています。  それを感じさせたお気に入りのシーンですが、「おねしょですなお」という読み切りで、夜、学校の屋上でエッチしているところに警備員がやってきて声をひそめるというシーンがありました。こういう状況では、女性を恥ずかしめるように男が行為のペースをアップし、隠れてエッチする状況に更に興奮するという変則的な羞恥プレイに流れるのが王道だと思います。ところがこの作家のおもしろいのは、後背座位での挿入状態から逆駅弁スタイルで立ち上がり、一目散に逃げ出すのです。もちろんそれで終わらずに下の階に降りようとするところでまさかのエロ技! 一体彼女は何に犯され突かれたのか、必見です。

Posted by ブクログ

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