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五番目の女(下) 創元推理文庫
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五番目の女(下) 創元推理文庫

ヘニングマンケル【著】, 柳沢由実子【訳】

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五番目の女(下) 創元推理文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 東京創元社
発売年月日 2010/08/31
JAN 9784488209117

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商品レビュー

3.8

16件のお客様レビュー

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2023/12/24

やっぱすげーわイチロー 間違えたマンケル(たぶん間にユンケル挟まってる!) なんての?こうグリュグリュグリューンってなってポワワーン…ズシャーンみたいな感じよ 分かりやすく言うとウルトラQのオープニングみたいな感じ(まだそれほど分かりやすくない) あれあるじゃん 蜜柑の搾り...

やっぱすげーわイチロー 間違えたマンケル(たぶん間にユンケル挟まってる!) なんての?こうグリュグリュグリューンってなってポワワーン…ズシャーンみたいな感じよ 分かりやすく言うとウルトラQのオープニングみたいな感じ(まだそれほど分かりやすくない) あれあるじゃん 蜜柑の搾り汁だっけ?で書いて後で炎であぶると出てくるやつ 送り出し? ぜんぜん違うわ! 送り出しは相撲の決まり手だわ! あぶり出しだわ! 自分であぶる言うてるわ! 何だっけ?何の話だっけ? 元寺尾の錣山親方が亡くなった話だっけ? かっこよかったよねって違うわ! 寺尾はかっこよかったけど違うわ! これ自分がスウェーデン人だったらもっとこう背中に来るじゃなかろうかと思うのよね(話戻ってますよ!ボーッとしない!) 社会問題の練り込み方がうますぎるのよ (ウルトラQやあぶり出しの話はどうやらここに繋がるらしい) あーっそういうことかーって半端なく思うし、ピンとこなくてもなんか残る感じがするのよ 変わっていく社会にヴァランダーは無力感を感じるわけ 突発的に全てを放り投げたくなるわけ でもヴァランダーはそうしない 一歩づつ進む、歩みを止めない そして最後に真実を突き止める なぜそれが出来るのか それはヴァランダーの中にある静かな怒りが常にあるからだと思う そしてその怒りはいつも自分に向けられてる気がする そんな一冊でした

Posted by ブクログ

2023/12/21

「我々の時代、狂気と正常の違いがなくなってきている」 このシリーズ、作者ヘニング・マンケルは、現代社会に対する思いを主人公ヴァランダーを通じて、我々に伝えようとしている。 それは、シリーズの回を重ねるごとに強くなる。 「ゴールドダガー賞」を受賞した前作の事件から数ヶ月後、再び...

「我々の時代、狂気と正常の違いがなくなってきている」 このシリーズ、作者ヘニング・マンケルは、現代社会に対する思いを主人公ヴァランダーを通じて、我々に伝えようとしている。 それは、シリーズの回を重ねるごとに強くなる。 「ゴールドダガー賞」を受賞した前作の事件から数ヶ月後、再び想像を絶する事件がイースタ署を襲う。 穴の中に竹槍で串刺しとなった死体、ポツンと宙吊りにされた死体、生きたまま袋に入れられて水死した死体。ヴァランダーは仲間とともに丹念に捜査を進めるも、全く手掛かりが見出せない。 隠れたDV被害、声をあげることのできない女性たち。凶悪化する犯罪と「夜警」と称した市民暴力集団など、現代社会の向かう先への警鐘が作品中に散りばめられている。 が、文章は端的でスピード感のある展開が、エンターテイメントたっぷり。 面白かった〜。

Posted by ブクログ

2022/02/26

 惨殺された、元自動車販売で詩人で鳥愛好家のホルゲ・エリクソンと花屋主人で蘭愛好家のユスタ・ルーンフェルトの2人には共通点が見つからない。上巻から続くこの状況に変化が無く記憶も定かでは無くなってくる。もっとテンポ良く展開しないものかと思いながら読み進む…が、3人目が袋に入れられて...

 惨殺された、元自動車販売で詩人で鳥愛好家のホルゲ・エリクソンと花屋主人で蘭愛好家のユスタ・ルーンフェルトの2人には共通点が見つからない。上巻から続くこの状況に変化が無く記憶も定かでは無くなってくる。もっとテンポ良く展開しないものかと思いながら読み進む…が、3人目が袋に入れられて湖で溺死した事件から展開のテンポが急に早くなり俄然面白さが増して来た。  次々と連なる捜査による情報は、今まで全く繋がらなかった事件の点と点がはっきりと結ばれる様に見えて来た。  作中にも触れられていますが、私はこの犯人に同情を禁じ得ない。ストーリー後半では捕まる事なく己の目的を達成してくれと願いました…不謹慎ですが。

Posted by ブクログ

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