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トクヴィル 現代へのまなざし 岩波新書
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 岩波書店 |
発売年月日 | 2010/09/17 |
JAN | 9784004312680 |
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トクヴィル
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商品レビュー
3.8
15件のお客様レビュー
まず驚くのが1950年生まれの著者がトクヴィルを知ったのは大学院に入ってからという事である。つまり、1960年代までは日本では殆ど知られていない存在だったという事だろう。という意味で、本書において興味深いのは終章で述べられる明治以降におけるトクヴィルの日本での受容過程である。そも...
まず驚くのが1950年生まれの著者がトクヴィルを知ったのは大学院に入ってからという事である。つまり、1960年代までは日本では殆ど知られていない存在だったという事だろう。という意味で、本書において興味深いのは終章で述べられる明治以降におけるトクヴィルの日本での受容過程である。そもそもトクヴィルは日本人なんか眼中になく、全く無視して民主主義を語っているのだが、その日本人がトクヴィルから学べるものはなんなのか?その問いに対する答えは明確ではなく、封建制や一君万民等々を持ち出して、日本と欧米との類似性を列挙し、適用可能性に触れるに留まっている。トクヴィルに限らず、日本人が西洋思想を学ぶ意味や意義や方法について考えさせられる。
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深い深い本であった。 現代の憂鬱の起源を探る本だから、簡単であったはずはないのだが。 最初、結社の必要性を説いたフレーズを探してしまったのだが、そんなに簡単なものではなかった。 でも、なんとか読みこなすことができて、良かったと思う。
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トクヴィルという人物に寄り添うように、彼の旅とともに思想を追っていく、知的好奇心をそそる一作。新書にするのはもったいない。トクヴィルの後世への影響をもうすこし詳細に論じてほしかった。なぜなら彼の指摘は、現代こそ活きるのであるから。
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