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グランドツアー 18世紀イタリアへの旅 岩波新書
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グランドツアー 18世紀イタリアへの旅 岩波新書

岡田温司【著】

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グランドツアー 18世紀イタリアへの旅 岩波新書

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 岩波書店
発売年月日 2010/09/17
JAN 9784004312673

グランドツアー

¥220

商品レビュー

3.2

11件のお客様レビュー

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2022/11/01

ii サロンなどの文芸的公共性 18 ハーバマス 文芸的公共性 56 ピチャレスク 122 ディドロ 156 ゼウス神殿 162

Posted by ブクログ

2022/02/18
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

本書を読むまでグランドツアーという存在自体を知らず、 題名を見て『岡田さんの歴史解説を兼ねた紀行文かな?』と思い購入した。 ティッシュバインの《ローマのカンパーニャのゲーテ》と ジョセフ=マリー・ヴィアンの《キューピッド売り》は、 グランドツアーという文脈を得て新鮮な気持ちで見ることができた。 神話的風景画を打ち破ろうとしたトーマス・ジョーンズの、 日常の風景であるが故にもはやナポリと言われても分からないような硬派な絵が印象に残った。 イタリアが浪漫的な影響ばかり与えた訳ではないというのが面白い。

Posted by ブクログ

2017/08/18

ローマが次々とヨーロッパ大陸を支配下に治めるまで、イギリスも フランスも蛮族が暮らす地域だった。 威容を誇ったローマ帝国が滅びて後の18世紀。今度は当時の先進国 となったイギリスやフランスから、良家の子弟、芸術家や知識人が イタリアを目指した。 グランドツアー。数か月をかけて...

ローマが次々とヨーロッパ大陸を支配下に治めるまで、イギリスも フランスも蛮族が暮らす地域だった。 威容を誇ったローマ帝国が滅びて後の18世紀。今度は当時の先進国 となったイギリスやフランスから、良家の子弟、芸術家や知識人が イタリアを目指した。 グランドツアー。数か月をかけてイタリアを回る。ローマ帝国は消滅 しても、そこは自然や芸術に恵まれた国だった。 江戸時代の日本人がお伊勢参りをしたように、イタリアも腕は一種の 流行になっている。 本書は「人」「自然」「遺跡」「美術」の4章からグランドツアーを解説 している。 「君よ知るや 南の国」と書いたのはゲーテだったか。 イタリアの話を読むたびに、このフレーズを思い出す。行きたいのに、な かなか行く機会が作れないイタリア。そりゃ、知りたいさ。南の国を。 グランドツアーのように数か月は無理だろうけれど、せめて2週間くらい は滞在してあっちこっちと行ってみたい。 アッピア街道を歩き、コロッセウムの前に立ち、ポンペイの遺跡を見、 ナポリで海を眺め、ヴェネツィアで「海との結婚」を見て。 あぁ…誰か私に資金をくれっ!

Posted by ブクログ

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