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遥かなる大和(上) 角川文庫
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遥かなる大和(上) 角川文庫

八木荘司【著】

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遥かなる大和(上) 角川文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 角川書店/角川グループパブリッシング
発売年月日 2010/08/24
JAN 9784043828098

遥かなる大和(上)

¥220

商品レビュー

3

2件のお客様レビュー

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2013/09/20

この時代は、国内的には権力闘争が激しく、国際的にもとても緊張感があります。また、多彩な人材が輩出されるので、誰か魅力的に描いて欲しいものです。

Posted by ブクログ

2013/04/13

全3巻。 「青雲の大和」「大和燃ゆ」へ続く、 著者古代史三部作の1作目。 聖徳太子のもとで、 日本を新しい国家へと生まれ変わらせようと奮闘する 遣隋使・小野妹子と、 旧体制の権化とも言うべき蘇我馬子の政争を、 大陸、朝鮮半島の事件を絡めて描くスケールの大きな物語。 先に読んで...

全3巻。 「青雲の大和」「大和燃ゆ」へ続く、 著者古代史三部作の1作目。 聖徳太子のもとで、 日本を新しい国家へと生まれ変わらせようと奮闘する 遣隋使・小野妹子と、 旧体制の権化とも言うべき蘇我馬子の政争を、 大陸、朝鮮半島の事件を絡めて描くスケールの大きな物語。 先に読んでしまった「大和燃ゆ」にくらべ、 日本語の変な言い回しや忘れ去られるキャラが少なく、 登場人物のメジャーさもあって結構引き込まれる。 が。 物語は前半・中盤・後半と、 焦点の当たっている事件が移り行くのだけど、 中盤は完全に中国の物語になってしまっている。 それが必要だったとはいえ、 ちょっと深入りしすぎな気がした。 途中に別の小説が挟み込まれてる感じ。 そのせいで、物語の背骨と言うか、 全体を通した物語感が少し弱くなってしまった気がする。 登場人物達への感情移入が阻まれ、 いまいちのめり込めなかった。 とはいえ、 いろいろと考えさせられた物語ではある。 国家の中枢に反国家的な物欲主義の政治家がいたり、 中国の周辺国に対する姿勢だったり、 半島の国々の処世術だったり、 いまの世の中に置き換えて読むことができる。 小説とはいえ、 どんな昔からそんな事してんのよと思わずにはいられない。

Posted by ブクログ

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