ムーミンママの名言集

トーベヤンソン【文・絵】, サミマリラ【編】, 渡部翠【訳】

• 販売会社／発売会社: 講談社
• 発売年月日: 2010/08/01
• JAN: 9784062159067

商品レビュー

2024/08/31

ムーミンママの名言集。
もう全体的に優しく、家族への愛に溢れてるなって思い知れる本。

【普段着の真実】ムーミンパパの時にも書いてあったんだけど、この「健康こそが、ハンサムのみなもとですわ」って言葉、素晴らしすぎるんじゃよ。

【やさしさと気づかい】どの言葉も、誰かのために行動してるものばかり。やし、ムーミンパパが書いてる話がバッドエンドだと知るとハッピーエンドがよいという気持ちも優しい……

【ムーミンママの名言】「変だわねぇ。恵まれすぎるからって、落ち込んで怒りっぽくなるなんて。でも、現に、そうなんだもの、仕方がないわ。そうなってしまったからには、すっかり初めからやりなおすのが1番、ってことなのよ」がすごい本質を付いてるなって( ˙꒳​˙ )

【小さな喜び】ムーミントロールがなんかしたのか分かんないけど、それに対して、「ありがとう、ムーミン。あなたを、誇りに思いますよ。」って天才的なんだが。

【自由と平等】いつも優しいママが怒ってたり自分の意志を主張してたりして新鮮！でもだからこそ、家族間平等を感じますね。

【大好きなママ！】ムーミンがママと一緒に寝ようとしているエピソードだったり、船の名前をママに決めさせてあげようとしてたり、家族間の仲の良さが伝わってきて可愛すぎる。

【にじみでるような愛情深さ】どの話も夜の話。眠れないパパにサンドイッチを作ってあげたり、眠るために子どもたちのために子守唄を歌ってあげたり。とにかく慈悲深い優しさを感じる。

口調も穏やかな人で、心根も優しくて、でも船の名前を付けるのに照れたり、雪玉を作って投げたり、可愛らしい部分あってよきだったよฅ(*‎´꒳`*ฅ‪)ꪆ‬

2017/08/12

うーん、やはり、セリフというのはお話や背景があってこそ生きてくるのではないかな。
ムーミンの原作自体をあまり読んだことがないので、いまいちピンとこなかった。

2017/05/25

「ねえムーミン、友だちが、一番好きなことをしながら生きていけるようになるって、ステキじゃない？」

いつも穏やかで家族を大切のしているムーミンママ。励ますときはもちろん、諫めるときですら穏やかな雰囲気です。ムーミンのことをとても慈しんでいて、しかも友達にも同じように愛情を注いでくれる。しかもお料理上手！ぜひ、あのジャムは食べてみたいものです。
何があっても彼女のところに帰れば大丈夫。そう思わせてくれる普遍的な安心感を彼女はみんなに与えてくれていると思います。なのに、彼女自身は意外と変化を望んでいたのかしら？そんな初めての発見がありました。