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潔く柔く(13) マーガレットC
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 集英社 |
発売年月日 | 2010/09/24 |
JAN | 9784088465746 |
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潔く柔く(13)
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潔く柔く(13)
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商品レビュー
4.5
51件のお客様レビュー
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※このレビューにはネタバレを含みます
一気読み! 青春群像がオムニバス形式で描かれている。 漫画でその形式読んだこと無かったから新鮮。 ワードセンスも相まって、小説を読んでいるかのような深みがあって好きでした。 ただ、登場人物が多過ぎて、途中から この人誰だっけ…?と、なった この物語の主人公って、一体誰なの?と、前半は読みながら思っていたが カンナと、ロクの物語なんだ…!と、読み進めるにつれて理解した。 カンナ、ロク共に身近な人間の死に直面してり 恋愛や、人間関係においてどこか楽しめない様子の2人が、最後希望を見出す展開は素敵だと思った。 だが、最後までなぜかカンナを好きになれなかったなぁ…というので星3つ 結局カンナは、ハルタのことも、マヤの事も恋愛対象という意味で好きでは無かったんだな ハルタは、家族愛(?)に近しい愛情を抱いていて、男性として見ていないし マヤは、積極的に自分に好意を向けてくれている事への興味(?)みたいな感情だったのかなと それをカンナ自身が気付くのは、ロクの言葉だったんだろうなぁと。 高校生の時に、カンナ自身の気持ちに気付けていれば、違う未来だったのにね。 星3つだけど、いくえみ男子は最高です! 特にフルヤが好きでした
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ずっとずっとずっと、 もう信者といっても過言ではない程、 絶大なる信頼と愛を寄せてきたいくえみ漫画で、 全巻ちゃんと買い続けて完読したにも関わらず、 その後手放してしまった作品。うう、今更後悔。 だって、どうしても、どうっっっしても、 死、への見解が当時の私と違っていたんだもの。...
ずっとずっとずっと、 もう信者といっても過言ではない程、 絶大なる信頼と愛を寄せてきたいくえみ漫画で、 全巻ちゃんと買い続けて完読したにも関わらず、 その後手放してしまった作品。うう、今更後悔。 だって、どうしても、どうっっっしても、 死、への見解が当時の私と違っていたんだもの。 あとあまりにも登場人物が多く複雑化していて、 それぞれみんなに感情移入出来なくなったのと、 そもそもカンナがあまり好きになれなかったかも。 でも読み返したらまた色々見方変わってくるかも。 そこがまたいくえみ漫画の面白いところなんだな。 なので、やはり手放したこと後悔。また読みたい。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
いくえみ綾、めちゃんこ好きです。もしかしたら、この世で一番大好きな漫画家かもしれない。と言ったら、ちょっと大げさすぎですが。何故これほどまでに、自分にとって、心の底から「しっくりくる」漫画を、描いてくれるのか。しかも、とてつもない数のの作品量で。とんでもねえな。ホンマに凄いですねえ。 でもまず、俺、40歳の中年のオッサンなのですが、なのですが、それにも関わらず、一応は?少女漫画家、に属すると思われる、いくえみ綾を好き、というのは、ハッキリ言って、ヤバいのではないだろうか。大丈夫なのか。でもまあ、大好きだから、こればっかりは、どうしようも、ないです。いくえみ綾は、少女漫画、少年漫画、青年漫画、とか、あんまそういった分類は、必要ない気がします。「人を描く漫画家」という表現が、一番ピッタリすると思うんですよね。 そんな、いくえみ綾、超絶多作ですが、一応、彼女の代表作?と言う事ができると思われる作品が、この「清く柔く」ではなかろうか?全13巻の、短編が多い彼女にしてみたら、例外的に超絶珍しいんじゃね?っていう、長編作品。まあ、長編、と言いつつも、基本的にはいくつかの短編が集まって、それらが絡まりあい繋がりあい、長い長い一つの作品を作り上げる、という群像劇的な、短編の集合による長編、みたいな、そんな作品だと思われます。 基本的には恋愛漫画だと思うのですが、底にあるテーマは、大変に重い、ものではないでしょうか。 とある人が、自分の不注意で大切な人を死なせることになってしまった(と心の底から思い込んでしまった)場合は、どうしたら、その罪悪感を抱えたままで、生きていかれるのか? というね、くう。重い。重すぎる。だがそれを、これほどに、見事に、まあ、描き切っておられる気がするんですよ。いくえみ綾は。語弊のある表現かもしれませんが、きちんと、エンターテインメントとして、このテーマを、取り扱っている、気がするんだなあ。凄いよなあ。 春田一恵(はるたかずえ)、ニックネームは「ハルタ」。男です。この人物の、不幸にして若くして不慮の事故で亡くなってしまった、という「不在感」こそが、この物語を動かす原動力なのだと思うのですが、「不在」であることの存在感」という、一見矛盾したような言い回し?が、これほどに世界を動かす力を持つとは。「誰かがいない」という事は、圧倒的に、他人に影響を及ぼすのだな。凄いな、この着眼点、この事実は、とかね、思うんですよね。 なんとなく、映画版の「桐島、部活やめるってよ」と、凄く似たものを感じました。小説版より、映画版の「桐島~」と。あの映画も、桐島の不在感こそが、物語を推し進める原動力になった、気がするのです。 ちょっと違うなあ、と思うのは、「清く柔く」のハルタは、物語の中の登場人物たちにとっては、既に死亡しているということで、リアルに不在なのに対して、読者に対しては(過去のエピソードなどを含めて)読み返すことで、いつでも実在している存在であること。 「桐島、部活やめるってよ」での桐島は、物語内の人物にとっては、すぐにいつでも会うことのできる実在の人物で有るのに対して、観客にとっては、一切画面に登場しないホンマに実在しない存在であること。 というところが、違うなあ、とかね、思いましたね。全然上手く、まとめられないのですが、、、 まあ、なにしろ、いくえみ綾は、素晴らしいですね。ホンマに面白い作品を、ここまで量産できる才能、おっとろしいですね。 あ、この作品、集英社の刊行している作品なのに、2009年の第33回講談社漫画賞少女部門を、受賞しているのです。出版社の垣根を超えている。それもなんだか、でえれえな、って思うんですよね。
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