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クマともりとひと だれかに伝えたい、いまとても大切な話
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 合同出版 |
発売年月日 | 2010/08/20 |
JAN | 9784772604208 |
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クマともりとひと
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商品レビュー
4
4件のお客様レビュー
自然環境やクマの保護のために中学生たちが、できる限りの事をするために自ら動いたその行動力に心を打たれた。クマのことが可哀想だと思ってるだけ、考えているだけではダメなんだ。
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涙がいっぱい出て、そして私に何ができるかという事を考日本くま森協会が出している本『クマと もり と ひと』。 感動して涙がとまりませんでした。。 人の手が加わらない原生の森。 今、その多くが人間の都合でダム開発や、杉・桧の造林により失われようとしています。 しかしブナやミズナラ...
涙がいっぱい出て、そして私に何ができるかという事を考日本くま森協会が出している本『クマと もり と ひと』。 感動して涙がとまりませんでした。。 人の手が加わらない原生の森。 今、その多くが人間の都合でダム開発や、杉・桧の造林により失われようとしています。 しかしブナやミズナラが育つ原生の森は多種多様な生き物たちの宝庫。様々な動物たちが暮らす住処であります。原生の森がなくなるとともに、その森にひっそりと住まってきたクマや他の生き物は食べ物もなくなり里山へ。もともと臆病であるクマが里山に下りてくるのは異常事態!そして有害危険動物として駆除され絶滅寸前に。 クマは、ドングリや木の実を食べるベジタリアンであり、恩恵をあたえてくれるものに感謝の意を現したりと、本来賢く優しい生き物であるそうです。原生の森に生きるクマが人を襲うことなどはありえないと・・。しかし見つかれば殺されるという極度の緊張のなかで里山に下りざるをえない止むに止まれない事情。クマにとっては山では生きる事ができない悲鳴に似たどうする事も出来ないことなのです。 動物を滅ぼす森は、人も滅ぼす 都会で、何不自由なく生きる私たちの暮らしではありますが、その影には森の存在がなく語れません。 森がなくなれば水もなくなる。 水がなければ生きてはいけない。 水を生む森をつくっているのは、森でいきる動物たちであるという事。 クマは森に風や光をとおす道をつくり、鳥や小動物は木の実を広く運び、動植物による落ち葉や糞は微生物たちが森の養分へとかえていく。そして森はその豊潤な土壌に水を豊富にたくわえ、里へと海へと豊かな水を惜しみなくあたえつづける。 農業も漁業も、この栄養豊富な水なくしては豊かな野菜や魚も育ちません。 街に生きる私たちが知らない世界、しかしそれなくしては回っていかない循環の世界。。自然のもとに生きてつながる偉大な循環の計画。。 そういえば、この頃川に水がありませんよね? 干上がった川がよく見られます? 山の土砂くずれ毎度のことですよね? 海の生き物も減り、川の生き物も昔から比べるとずいぶん減ったよね? 農業は化学肥料に頼った不健康な野菜たちばかりでは? 森は薄暗く生き物の気配すらない死の森のよう? 街に生きる私たちにだってできる事がありますよ。。 それを教えてくれる一冊であります。 中学教師の理科の先生と学生たちの涙の物語。。 まずは読んで知ることから始めよう。
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クマが人を襲う事件が続いている。森で暮らすクマが人里にその姿を現さざるを得ない状況らしい。 豊かな森を破壊し、クマの暮らしを脅かす人間が、クマに脅かされるという状況。 「我々が奪っているのは、クマなどの大型野生動物の暮らしにとどまらず、結局自分たちの暮らしを奪っているに等しい」-...
クマが人を襲う事件が続いている。森で暮らすクマが人里にその姿を現さざるを得ない状況らしい。 豊かな森を破壊し、クマの暮らしを脅かす人間が、クマに脅かされるという状況。 「我々が奪っているのは、クマなどの大型野生動物の暮らしにとどまらず、結局自分たちの暮らしを奪っているに等しい」-そう気づいた中学生たちが、絶滅に瀕するクマを守ろうと立ち上がった話。 子どもたちが教師を動かし、県を、そして国を動かしました。 「人間はね、自分以外のもののために生き始めた時から、本当の人生が始まるんだよ」 こんなことばが胸に突き刺さります。
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