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誰が日本を支配するのか!?政治とメディア
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誰が日本を支配するのか!?政治とメディア

佐藤優, 魚住昭【責任編集】

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 マガジンハウス
発売年月日 2010/08/12
JAN 9784838721566

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商品レビュー

3.3

5件のお客様レビュー

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2014/03/01
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

対談二つ、記事二本。だがそれらが別々に並んでいる印象。本というより雑誌に近い構成。もう少し個々の要素を有機的に関連づけられなかったか。個別の内容については、佐藤・魚住の対談は以前の共著の焼き直しに近い部分がある。特に現民主党政権を南北朝にたとえる見方は「?」である。菅山・魚住対談は後半のオンブズマンに関するくだりで「議員が1人になったら(経費が節減できて)とてもよいのか」という批判が印象的。メディアがレベルの低い揚げ足取りに終始していることに対してもう少し自覚的であるべき。 青山論文では例えば船橋洋一に対するまっとうな批判があるが、どうせなら船橋批判に的を絞ってより掘り下げた内容を聞きたかった。 総じて消化不良の一冊。

Posted by ブクログ

2013/11/12

日本は国民が飢えていない、豊かだから、国民が均質的だから二大政党が拮抗するようなことはない。 日本では労働者の生活を守る制度の構築が遅れているが、その最大の理由はこれまでの日本政治が主権者国民ではなく、政治資金の拠出者である大資本の側を向いてきたことにある。

Posted by ブクログ

2012/06/22

自民党から民主党への政権交代、鳩山政権の崩壊と菅内閣の誕生、参院選での民主党惨敗…。3・11の前に出版された本なので、まだここに書かれてある危機が顕在化する前の話だなという印象でした。 この本は2010年に出版されておりまして、自民党から民主党に政権を移り変わり、鳩山内閣が沖縄...

自民党から民主党への政権交代、鳩山政権の崩壊と菅内閣の誕生、参院選での民主党惨敗…。3・11の前に出版された本なので、まだここに書かれてある危機が顕在化する前の話だなという印象でした。 この本は2010年に出版されておりまして、自民党から民主党に政権を移り変わり、鳩山内閣が沖縄の米軍基地移転問題で瓦解し、菅直人政権の誕生や参院選での民主党が惨敗したことなどを中心に取り扱っております。そして政権交代を機に加速し始めた、メディアやジャーナリズムの危機。そういったものにも鋭い考察が加えられてあって、知的な興味を満足させられる一冊でありました。 まさか、この後にあの惨禍が繰り広げられるとは誰も思っていないので、危機感が提示されていながらも、やはりどこか切迫感がなかったのではないかな、という感じもなくはありませんが、佐藤優氏の民主党の閣僚に対する考察で、 .全体の代表ゆえに誰の利益も代表していない。 .右派(新自由主義勢力・ネオコン)と左派(社会民主主義左派・共産党)が切られた。 .国家論が不在。日本が強い国家だということもわかっていない。 .国家は常に外部・内部から収奪するものである。議員はそれが見えていなく、  自分の能力だけで今日、の栄達があると思っている。 ということを言っていたのが印象的でした。マスメディアが劣化したというのは今に始まったことではないし、むしろここ最近になってからそれが顕在化したような気がしております。これに関してはお時間があればどうぞ、という程度の表現にとどめますが、今の日本の国家中枢がいったいどうなっているのか?3・11で内情は大きく変わったかもしれませんが、その「根っこ」を抑えておきたいという方は一読されて損はないのではないのでしょうか?

Posted by ブクログ

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