列車の死 ハヤカワ・ミステリ文庫

F.W.クロフツ(著者), 高橋豊(訳者)

• 販売会社／発売会社: 早川書房
• 発売年月日: 1980/08/15
• JAN: 9784150736026

商品レビュー

2012/02/05

フレンチ警部シリーズ

戦争中ドイツの空襲により破壊された放電管工場。戦局の打開のため海外の戦場に運ばれるイギリス中の放電管。列車による輸送計画。放電管を運ぶ列車で起こった火事。火事のため遅れた列車。先に進んだ客車が起こした脱線事故。ドイツのスパイによる破壊工作か？調査に当たるトレヴァー大佐。事件に疑いがあると知れるとドイツのスパイが隠れてしまう。行方不明になったとして消えたトレヴァー大佐。トレヴァー大佐失踪事件の捜査としてスパイ組織の捜査に当たるフレンチ主任警部。閣議室に仕掛けられた罠。

2010/06/12

組織犯罪がかかわっている作品。
そのため、フレンチ警部の捜査も
ちょっと秘密めいた｢足の捜査｣となっています。

そしてラストもまた特殊。
別の面のフレンチ警部をまた除くことができるのです。
これは最初のほうの作品ではちらりと見られましたが
今回は本格的に見られます。

そして珍しい、
早川書房が翻訳権を独占している作品です。