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誰も語らなかった防衛産業
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誰も語らなかった防衛産業

桜林美佐【著】

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誰も語らなかった防衛産業

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 並木書房
発売年月日 2010/08/10
JAN 9784890632596

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商品レビュー

3.5

12件のお客様レビュー

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2018/10/14

最初は感情過多な文体にも思ったが、熱心に取材したからこそであると理解。そもそも、営利企業に損得抜きを押しつけて成立している現在の防衛作業に危機感を覚えた。文末の「まとめ防衛装備品調達の諸問題」は必読

Posted by ブクログ

2015/08/02

国防の要である防衛産業。しかし近年続く防衛費削減により、あろうことか国産の装備品を製造できなくなるという事態が進む。 たとえば戦車の製造数が減る、すると製造ラインが停止する。それは戦車一両を構成する部品を作る中小の町工場1400社の職人的技術が途絶えるという意味でもある。 一度失...

国防の要である防衛産業。しかし近年続く防衛費削減により、あろうことか国産の装備品を製造できなくなるという事態が進む。 たとえば戦車の製造数が減る、すると製造ラインが停止する。それは戦車一両を構成する部品を作る中小の町工場1400社の職人的技術が途絶えるという意味でもある。 一度失った技術は二度と戻らない。 「国内生産基盤」の維持ができなくば、安全保障は成り立たない。民主党政権時代の安易な仕訳がもたらした、大手企業から町工場までの生産現場の苦い実情を明らかにする一冊。 「汝平和を欲さば、戦への備えをせよ」というラテン語の警句がある。意味は「敵に攻撃される可能性の少ない強い社会となれ」と解釈される。 その意味を間違えずに受け止めたい。

Posted by ブクログ

2013/07/29

・軍需産業=死の商人 ・兵器=殺傷の道具 とする人がいます。 死の商人とは、イデオロギーに左右されず、金さえ用意されれば売買を行うようなケースを指します。 例えばベトナム戦争や朝鮮戦争で直接対峙する南北それぞれに武器を売るなど。 これに対し、軍需産業の基本は「国を護るため」「...

・軍需産業=死の商人 ・兵器=殺傷の道具 とする人がいます。 死の商人とは、イデオロギーに左右されず、金さえ用意されれば売買を行うようなケースを指します。 例えばベトナム戦争や朝鮮戦争で直接対峙する南北それぞれに武器を売るなど。 これに対し、軍需産業の基本は「国を護るため」「人を護るため」の産業です。 兵器もその基本は「抑止力」です。 こういった基本的な誤解やセンチメンタリズムに流される風潮を念頭においてか、本書は次の言葉で始まります。 【本書抜粋 著者】 私たち国民は多額の税金を投じている国防や、それを支える産業について十分理解しているといえるだろうか。 どんな人が携わり、どれぐらいの時間をかけ、どんな思いで取り組んでいるのか、知っているだろうか。 ニュースや新聞報道という「断片」でしか、防衛産業に対する評価をしていないのではないか。 国防の現場を理解することは、国民の務めと言っても過言ではない。 私たちは、防衛産業に多額の税金を投じて、将来、この国を守れるかどうかに関わる国産防衛装備品、使われないことを祈りながらも、持つことで抑止力となる「国民の財産」を作っているのだ、ということを改めて認識する時期にきているのではないか。 --- また、防衛産業の現場(高い技術が求められる部分は多くの小さな町工場の職人たちが支えている)に取材におもむき、現場の具体的な思いを明らかにしてくれています。 現場での取材を通して著者が感じたポイントが以下に要約され表現されています。 【本書抜粋 著者】 国内の防衛産業がなくなれば、国産装備品の製造ができず、万一有事になった時、輸入に依存していれば供給が途絶える可能性があり、その時点で国家の生命は終わる。 多くの防衛産業の人たちは「儲かるか」「儲からないか」という次元ではなく、「国を守れるか守れないのか」という視点で、日々研究開発に努めているというのが取材を通して得た私印象だ。 彼らは、防衛部門をビジネスのツールとしているのではない。 なぜなら、すでにこの分野では商売としての「うまみ」はほとんどないのだ。 しかし、世の中はそうした目で彼らを見ていない。 --- また当然ではありますが、技術は生産という形で使われてこそ維持されます。 我が国では既に、この技術の維持さえ困難なほどに、防衛予算が削減されている実態・実例が繰り返し本書に登場します。 「苦しくても国防を担う誇りとともに限界のラインで踏みとどまっている」企業努力の様子とともに。 さらに、この取材を通して、「日本におけるものづくりとは何なのか」「技術立国とされた日本の強みとは何なのか」についても掘り下げられていきます。 【本書抜粋 著者】 真の日本技術の強さは、個人の名誉よりも会社やモノに対する気持ちが強いこと、その「誠実さ」にあるのではないだろうか。 それこそが「ニッポン人の力」だと高く評価されてきたのだ。 (中略) 現在只今の経済の良し悪しだけが時代の評価となっている風潮、良いもの大事なものを見極め、財産として残すことのできない軽薄な国家に成り下がりそうな傾向を、なんとか軌道修正したい。 --- 国防とは何か。そのために何が必要で、我々国民一人ひとりは何をしなければならないのか。 防衛産業の現場への取材を通し、我々に警鐘を鳴らし、強く問いかけてくれる一冊です。 【三菱重工で長く戦車の設計・開発に携わった 林磐男著 「戦後日本の戦車開発史」 林磐男】 もし、われわれが自衛の戦力を持たなかったら、誰がわれわれを守ってくれるのであろうか。 戦車は決して単なる戦争の道具としてあるのではなく、戦争を抑止し、われわれ自身を守るために必要な装備品なのである。 ---

Posted by ブクログ

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