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死相鳥とキッチンガーデン 光文社文庫
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死相鳥とキッチンガーデン 光文社文庫

岩井志麻子【著】

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死相鳥とキッチンガーデン 光文社文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 光文社
発売年月日 2010/08/09
JAN 9784334748272

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商品レビュー

3.7

4件のお客様レビュー

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2012/03/18

どこよりも故郷が怖いってことなんだろうか。私が故郷をこんな風に怖く思う事はないのは東京の人間だからなのかな。 読んでいて登場人物の誰が幽霊で誰が生き霊でという表を作りたくなったけれど無粋かなと思ってやめた。

Posted by ブクログ

2011/06/06

舞台は東京からタイ、タイから韓国、韓国から東京へと変遷する。 この作家のホラー物は、エロスと夏と霊が、濃密な闇のなかでどろどろに溶け合って形成されているものが多いように思う。舞台は岡山かタイの二種類が多いけど、今回は後者。 岡山の場合は、身動きも取れないような闇とそこにうずくま...

舞台は東京からタイ、タイから韓国、韓国から東京へと変遷する。 この作家のホラー物は、エロスと夏と霊が、濃密な闇のなかでどろどろに溶け合って形成されているものが多いように思う。舞台は岡山かタイの二種類が多いけど、今回は後者。 岡山の場合は、身動きも取れないような闇とそこにうずくまる、一族の血にまつわりつくそこしれない怨念、みたいなものが描かれる(ぼっけえ、きょうてえ・岡山女・魔羅節)。一方、タイが舞台ものは、南国の騒々しい町と騒々しい色彩に包まれた、生と死が寄り添い合ってざわめいているような感じ(ラック・ヴィエン、本書。そういえばどちらも東京は青い、と記述されてる。タイの色彩の鮮やかさ雑多さとの対比が効いていて、この一文を見るとなにやらひんやりとする)。 主人公は幽霊に纏わり付かれながら、様々な人間と出会い犯され交わり、流れていく。今まで読んだ作品より、「交わる」事の意味合いがより読み取りやすいような気がする。魔羅節ではそれはケガレであったけれど、タイ物ではそれこそシャーマン的な意味合いのある交わり、(ただし対象は聖なるものではなく、あくまでも人間)の象徴か。 繰り返し読み返したくなる作品。

Posted by ブクログ

2010/09/04

8月 岩井志麻子は、文章がものすごくキレイなんだけど、この本はそれを全面に押し出したわけじゃなくて、堕落した生活をうまく描いているのがメインなのに、背骨がちゃんとしている。水商売?風俗?の女を描いているのがこんなに腑に落ちるのは初めてかも。大抵その世界にシンクロしたわけわかんない...

8月 岩井志麻子は、文章がものすごくキレイなんだけど、この本はそれを全面に押し出したわけじゃなくて、堕落した生活をうまく描いているのがメインなのに、背骨がちゃんとしている。水商売?風俗?の女を描いているのがこんなに腑に落ちるのは初めてかも。大抵その世界にシンクロしたわけわかんないやつか、なんの実情もわかってないかのどっちか。プロだなあ。

Posted by ブクログ

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