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生きたことば、動くこころ 河合隼雄語録
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生きたことば、動くこころ 河合隼雄語録

河合隼雄【著】, 河合俊雄【編】

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生きたことば、動くこころ 河合隼雄語録

定価 ¥1,760

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 岩波書店
発売年月日 2010/08/27
JAN 9784000221818

生きたことば、動くこころ

¥550

商品レビュー

4.2

9件のお客様レビュー

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2025/06/06

実際の臨床の場面を捉えたもので、ケースが具体的に示されているわけではないので、正直、一度読んだだけではなかなか理解しにくい箇所が多かった。 その中で、いくつか臨床に限らず、対人関係においてどうあるべきかを考えさせられるワードがあり、そこに河合隼雄の人生観や深さを感じさせられる。 ...

実際の臨床の場面を捉えたもので、ケースが具体的に示されているわけではないので、正直、一度読んだだけではなかなか理解しにくい箇所が多かった。 その中で、いくつか臨床に限らず、対人関係においてどうあるべきかを考えさせられるワードがあり、そこに河合隼雄の人生観や深さを感じさせられる。 これらはいみじくも、最後の解説の部分でピックアップされているものにほぼ合致しており、当解説で腹落ち感を得られることが多かった。 読後にポイントをまとめる中でじんわり深まっていくところがとても多く。。。 ただの母性的な受け入れだけではなく、本当に相手のことを考え、不正的な厳しい受容を通して、プラスマイナスの行き来を経て、相手の変容に繋げていくという考え方には共鳴が深い

Posted by ブクログ

2019/10/19

臨床心理学者の河合隼雄氏が、事例検討会で語られた心理療法カウンセリングの見解と解説。 実際の心理療法現場での「分からない」を分かり易く解説してくれている素晴らしい内容。 私はどちらかと言うと、クライエントという立場で読んでいたのだけど、カウンセラーを目指している人にはとても勉強...

臨床心理学者の河合隼雄氏が、事例検討会で語られた心理療法カウンセリングの見解と解説。 実際の心理療法現場での「分からない」を分かり易く解説してくれている素晴らしい内容。 私はどちらかと言うと、クライエントという立場で読んでいたのだけど、カウンセラーを目指している人にはとても勉強になる内容ではないかと察する。 男性で、健康で、独身で、結婚もしておらず、子供も持っていないのに、クライエントの気持ちが分かるのか。 同じ立場に立てなくても、「聴こう」とする姿勢、「分かろう」とする姿勢、否定せずに全て受け止めてくれる器量。これに勝るものはないのかもしれない。 河合先生の言葉の端々から、とても人間味と温かさを感じた。 フロイト的な見解から、アドラー的見解まで柔軟。 結局、何かしら問題の核になるのは、幼少期の母親との関係、それによるアイデンティティの確立。なのかな。 なかでも印象に残ったのは、プレイセラピーでの「放ったものを拾うゲーム」。 「考えてみたら、ものすごい信頼関係を確かめるゲームでしょ」「子供にとって放ったものを拾ってもらうというのは、ものすごい確かめになるわけでしょ」 ものを放られて、それを拾ってきてはまた投げられ・・・という赤ちゃんが養育者との間で信頼関係を構築するためにするやりとりを、プレイルームでセラピスト相手に繰り返す。これこそが、とても大事な行為であり、子どもが、セラピストのことを信用していい人なのかを見極めるために、何度も放っては取ってこさせている。 「つまりね、放ったものを拾ってきてもらうというのは「たとえ私が捨てたとしても、あなたは拾ってくれますか?」というものすごい問いかけでね。片方がルール破りしてるわけでね。だって普通だったら拾ってもらったら「ありがとう」って言って、キープするわけでしょ。それを「私がルール破りやっても、それをあなたは許容しますか?」という問いかけだから、ものすごい確かめだと思いますね」 そこで拒否してその遊びを中断したら、子どもはもう絶対に心を開いてくれない。 わざと嫌われるような言動を取るのも、同じだと思う。 成長するともっと複雑に手法を凝らして、「こんな私でも受け容れてもらえるか」を信用できそうな人に試してしまう。 今まで信用に足る人との出会いに恵まれなかったクライエントが、ほんとうの信頼関係を築こうとしている時に、「ルール破り」を起こす。 これ意図的じゃないのよね。防御反応的に起こしてしまう。 自分が後々、傷つかないために、自分を守るために、先に試して確認する。 試されるほうは、たまったものじゃないけれど。 自閉症児が対人関係を回復していくプレセスの中の「噛む」は、他人の注意をこちらに向ける一番いい方法で、言葉を発せないために「噛む」。実はいい兆候である。 難しいけれど、その精神を受け入れて行為だけを排除するのが理想。 「噛まずにいられないという気持ちをわかって「噛むな」というのと、噛むのは悪いから「噛むな」というのは絶対に違うんですよ」 という言葉にも愛があるなぁって思う。

Posted by ブクログ

2018/08/30
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

恐れ多くて感想を書くのもおこがましいけど 1回読んだだけじゃ自分の中に何も落とせないくらい深かった。 何度も読み返そう。

Posted by ブクログ