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それってどうなの主義 文春文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 文藝春秋 |
発売年月日 | 2010/08/03 |
JAN | 9784167773953 |
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それってどうなの主義
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「それってどうなの主義」とは、 何か変だなあと思ったときに、 とりあえず、「それってどうなの とつぶやいてみる。ただそれだけの主義。 この「つぶやき」には、ささやかな効用がある。 ①違和感の表明である ②頭を冷やす氷嚢 ③暴走を止めるブレーキ ④引き返す勇気 言われてみるとなるほ...
「それってどうなの主義」とは、 何か変だなあと思ったときに、 とりあえず、「それってどうなの とつぶやいてみる。ただそれだけの主義。 この「つぶやき」には、ささやかな効用がある。 ①違和感の表明である ②頭を冷やす氷嚢 ③暴走を止めるブレーキ ④引き返す勇気 言われてみるとなるほどなと思う。 斎藤美奈子は新聞のコラムでよく読む。 ハズレ無しの面白さ。視点がいい。 「男女対抗戦の謎」(P72)と 「親戚感情と村八分」(P85)は 我が意を得たり。 「バーチャルな語尾」(P76)は かなり笑える。 20年以上も前に書かれた文章。 今だ世の中が変わっていないのに驚く。 色んなことを気付かされる。 「マイナーな趣味」(P127)も素晴らしい。 マイノリティに対する視座がラディカルだ。 池田清彦の文章を引用して 「なぜ自分たち虫屋は差別されるのか」 「なぜメディアは『マニア』を罪人呼ばわり するか」を考察している。 「まずマニアは完全な少数者であって、 多数派になることは決してないこと。 一つはマニアを非難している限り、 その非難が我身にふりかかってくる危険 はないこと。 一つはマニアの求める貴重な昆虫類は アニアが非常に少数者であるという 理由により、資本主義には露ほどの打撃も ないこと」(池田清彦『昆虫のパンセ』) 「地名のトリック」(P132)の 「原子力関連施設だけは逆で、 わざと狭い地域に限定されたマイナーな 地名を名のりたがる」(P136) は目からウロコの指摘だった。 「『あきらめ』や『ひねくれ』って、 ダメの象徴だと思うでしょ。 でも、ちがうのだ。すくすく育った 杉の子より、いい仕事するのは 少し屈折して、いじいじした人である。 なぜって、ひねくれ者は必ずや周囲を よく観察しているから」(P362)※
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著者が独自の視点から、世のなかのさまざまな現象に鋭いツッコミを入れていく本です。 「翔んでる男」と題されたエッセイでは、「子育てに積極的に参加しているオレ自慢」をする男たちを、キャリア・ウーマンのカウンター・パートとして読み解いています。女性の社会進出がようやくはじまったころ、...
著者が独自の視点から、世のなかのさまざまな現象に鋭いツッコミを入れていく本です。 「翔んでる男」と題されたエッセイでは、「子育てに積極的に参加しているオレ自慢」をする男たちを、キャリア・ウーマンのカウンター・パートとして読み解いています。女性の社会進出がようやくはじまったころ、男から見ればあたりまえの仕事の話題を自慢げに話す傾向があったのではないかといい、パーティでオムツの話をする男を軽く揶揄しています。 あと、ここで例にとりあげられているホラー作家の鈴木光司に対する著者のまなざしが、それほど厳しくないことが、すこし意外に感じられました。
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第1次安部内閣の話だけど、安保改正で内閣退陣した祖父の汚名、恨みを晴らすことがこの人の最大の目的というショッキングな文章、2014年7月の安部総理の発言等を見てると、非常に的を得ていると納得。
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