1,800円以上の注文で送料無料

B.A.D.(3) 繭墨はおとぎ話の結末を知っている ファミ通文庫
  • 中古
  • 店舗受取可
  • 書籍
  • 文庫

B.A.D.(3) 繭墨はおとぎ話の結末を知っている ファミ通文庫

綾里けいし【著】

追加する に追加する

B.A.D.(3) 繭墨はおとぎ話の結末を知っている ファミ通文庫

定価 ¥682

110 定価より572円(83%)おトク

獲得ポイント1P

在庫あり

発送時期 1~5日以内に発送

店舗受取サービス対応商品

店舗受取なら1点でも送料無料!

店舗到着予定

11/25(月)~11/30(土)

商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 エンターブレイン/角川グループパブリッシング
発売年月日 2010/07/30
JAN 9784047266568

店舗受取サービス
対応商品

店舗受取なら1点でも送料無料!
さらにお買い物で使えるポイントがたまる

店舗到着予定

11/25(月)~11/30(土)

商品レビュー

4

12件のお客様レビュー

レビューを投稿

2024/09/28

前巻ラストにて一般的で普通な信念を示した小田桐。それは他者の幸福を願う分には害のない代物だけど、相手がどうしようもなく追い詰められていたらどうなるの?と云う方面を描いたのが今巻のエピソードかな と云うか、今巻では小田桐の追い詰められ具合が凄まじい事になっていたね…。静香に囚われ...

前巻ラストにて一般的で普通な信念を示した小田桐。それは他者の幸福を願う分には害のない代物だけど、相手がどうしようもなく追い詰められていたらどうなるの?と云う方面を描いたのが今巻のエピソードかな と云うか、今巻では小田桐の追い詰められ具合が凄まじい事になっていたね…。静香に囚われていた時でさえ、ここまででは無かった気がするよ……? ただ、あの時との違いを見出すとするならば、被害者か加害者であるかという点かな。静香の時は完全に想像もしていなかった彼女の変容に巻き込まれたという形だった けれど、今巻は小田桐が良かれと思ってした行動が結果的に関係者を死に至らしめている。それは終盤であさとが指摘したように小田桐のせい、つまりは加害者と言えるのかもしれない だからこそ、これまでは怪異に巻き込まれるだけの被害者意識で居た小田桐の心を容赦なく追い詰めるわけだ 一方、それでも小田桐が絶望と向き合い続ける事になったのは彼が愚鈍なまでに諦めようとしなかったからだね 牧原の件でも彩の件でも小田桐は喉を枯らす程に絶叫して、二度と顔を挙げられない程に沈んだ それでも彼が怪異と関わる姿勢を止められなかったのは、何も出来ない自分というのを否定する為かな… 何か行動すれば何か出来るかもしれない その言葉に虚実は無いのだろうけど、一方で出来る何かが必ずしも良い影響であると限らないのが問題だっただけで それにしたって日傘の件は本当に小田桐を追い詰めるものになったのだろうけど 2つの事件で協力し信頼を築いて、更には誰も言ってくれなかった温かい言葉も投げてくれた それだけに彼が自分達の命の為に裏切ったという事実、そんな彼や灯を中途半端に助けようとした事実は余計に小田桐の心を損耗させたのだろうね 小田桐は絶望に沈み、雨香より強い鬼が現れた。幕は切って落とされた。あさとが次に何をするのかと恐ろしさが募る展開 それだけに普段と変わらずチョコレートを齧るあざかが現状をどう考えているのか気になる処

Posted by ブクログ

2021/03/25

1巻まるごとあさとによる小田桐を嵌めよう計画だった。小田桐のよかれて思ってしたことが全部裏目に出て凹んでいくのが気の毒でしょうがないが、小田桐の行動を先読みしているあさとは完全にストーカーだと思う。そして、だいたい繭墨が小田桐に出すアドバイスは適切だ。だが、繭墨は優しくはないので...

1巻まるごとあさとによる小田桐を嵌めよう計画だった。小田桐のよかれて思ってしたことが全部裏目に出て凹んでいくのが気の毒でしょうがないが、小田桐の行動を先読みしているあさとは完全にストーカーだと思う。そして、だいたい繭墨が小田桐に出すアドバイスは適切だ。だが、繭墨は優しくはないので受け取る方は正しくアドバイスを咀嚼出来ないと地獄を見るのが怖い。

Posted by ブクログ

2017/08/06

ある種同業者から協力を打診され、一緒に行く事に。 そこで出会ったのは、二人の男女。 最初の人魚から、最期の『兄』まで。 ものすごく色々回収してくれてます。 世間話じゃなかったのか、というぐらいのものまで。 一番の見どころ、というか、突っ込みどころ? は 水着じゃないでしょうか?...

ある種同業者から協力を打診され、一緒に行く事に。 そこで出会ったのは、二人の男女。 最初の人魚から、最期の『兄』まで。 ものすごく色々回収してくれてます。 世間話じゃなかったのか、というぐらいのものまで。 一番の見どころ、というか、突っ込みどころ? は 水着じゃないでしょうか? 清純、多分関係ないです、そこ。 次々と目の前に現れる、奇妙な謎。 連続的に事件が起きているのかと思いきや…。 言葉にしたものは、もう戻す事が出来ない、という心理が 今回ものすごい武器になってます。 これは痛い、というよりも、ざっくざく。 関係ない所では、なぜあの子は真っ白? 彼女が黒いですし、対にしたのでしょうか??

Posted by ブクログ

関連ワードから探す

関連商品

同じジャンルのおすすめ商品

最近チェックした商品