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おとうとの木
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おとうとの木

宮ノ川顕【著】

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 角川書店/角川グループパブリッシング
発売年月日 2010/07/28
JAN 9784048740784

おとうとの木

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商品レビュー

3

8件のお客様レビュー

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2012/09/22

最期まで静かに淡々と進んで行く感じが 単純に私好みではないと言うだけでの評価なので 決して面白くないという訳にあらず。 でもなんとなく こういう話だったら探せば内容の似たものがいくつでも有りそうな…。

Posted by ブクログ

2011/09/26

僕のホラー小説の歴史、1冊目であるホラー大賞受賞作『化身』の著者の受賞第一作。 前作同様、雰囲気から僕の好きなものだった。 この感覚を言葉で表すのは難しいんだけど、強いて言うならば、 客観視でもなければ感情移入して入り込んでいるわけでもなく、物語の世界のさらに奥で展開を見守ってい...

僕のホラー小説の歴史、1冊目であるホラー大賞受賞作『化身』の著者の受賞第一作。 前作同様、雰囲気から僕の好きなものだった。 この感覚を言葉で表すのは難しいんだけど、強いて言うならば、 客観視でもなければ感情移入して入り込んでいるわけでもなく、物語の世界のさらに奥で展開を見守っているような、そんな感じ。 神聖な雰囲気が上手いこと効いて、美しさや哀しさ、おぞましさが際立っていた。

Posted by ブクログ

2010/12/01

横浜市郊外。第二子誕生を控え、子ども時代に育った実家を取り壊して、その土地に新しくマイホームを建てる計画が進んでいた。猫の額ほど狭い庭には一本のくぬぎの木があり、ふと子ども時代を思い出した彼は、木肌に三つ傷を付けた。見ようによっては顔に見えるその傷が原因だったのか、木は彼に語りか...

横浜市郊外。第二子誕生を控え、子ども時代に育った実家を取り壊して、その土地に新しくマイホームを建てる計画が進んでいた。猫の額ほど狭い庭には一本のくぬぎの木があり、ふと子ども時代を思い出した彼は、木肌に三つ傷を付けた。見ようによっては顔に見えるその傷が原因だったのか、木は彼に語りかけはじめ、やがて―。デビュー作『化身』で評価された圧倒的な筆力で、世界の不穏な揺らぎを紡ぎだす。日本ホラー小説大賞大賞受賞第一作(「BOOK」データベースより) うーん、何もかもが中途半端。 主人公と父親との確執も、幼くして死んだ弟がなぜああいった形で甦っていたのかも、クヌギを切られた後の弟の状態も、よくわからないままに話が進んでいってしまったので「なんだかなぁ」という読後感。 ラストも特にカタルシスを感じる事もなく・・・。 ホラー大賞受賞者の、受賞後第一作目らしいのですが、ホラー大賞受賞作は面白かったのかなぁ?

Posted by ブクログ

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