1,800円以上の注文で送料無料

科学者としての宮沢賢治 平凡社新書
  • 中古
  • 書籍
  • 新書

科学者としての宮沢賢治 平凡社新書

斎藤文一【著】

追加する に追加する

科学者としての宮沢賢治 平凡社新書

定価 ¥836

220 定価より616円(73%)おトク

獲得ポイント2P

在庫なし

発送時期 1~5日以内に発送

商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 平凡社
発売年月日 2010/07/15
JAN 9784582855333

科学者としての宮沢賢治

¥220

商品レビュー

4

2件のお客様レビュー

レビューを投稿

2018/07/12

賢治は、東山町(一関市)にあり、石灰岩粉末を主原料とする肥料を製造していた東北砕石工場の鈴木東蔵に招聘され、その人柄と語り口が好きになって、これにこたえた。

Posted by ブクログ

2012/02/28

 宮沢賢治を現代科学の観点で読み直すというのが本書の主旨である。著者は理学博士であり、専攻は物理学らしい。だから、論証自体は空想ではない。はたして賢治の作品を科学の切り口で語りきれるかどうかといえばそれははなはだ心もとない。むしろ筆者の思いが、賢治をしてそのような存在になさしめて...

 宮沢賢治を現代科学の観点で読み直すというのが本書の主旨である。著者は理学博士であり、専攻は物理学らしい。だから、論証自体は空想ではない。はたして賢治の作品を科学の切り口で語りきれるかどうかといえばそれははなはだ心もとない。むしろ筆者の思いが、賢治をしてそのような存在になさしめているともいえる。  全編を通して感じるのは筆者が賢治に対してむける敬愛の念であり、賢治の目を通して逆に現代の現象を見ようとする意欲である。例えば終章などは賢治の世界というよりは、現代のあり方を賢治の視点から照射しようという内容になっている。序文に「宮沢賢治は生きている。新しい時代に向かって再生しつづけるのだ。」とあるのが端的にそれを物語っている。  文学研究書としての評価は私にはわからないが、一人の作家にほれ込んだ筆者の幸福感は十分に読み取ることができた。

Posted by ブクログ

関連商品

同じジャンルのおすすめ商品

最近チェックした商品