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“It(それ)
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“It(それ)"と呼ばれた子 完結編 さよなら“It" 新訂版 ヴィレッジブックス

デイヴペルザー【著】, 田栗美奈子【訳】

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“It(それ)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 ヴィレッジブックス
発売年月日 2010/07/20
JAN 9784863322639

“It(それ)"と呼ばれた子 完結編 さよなら“It" 新訂版

¥220

商品レビュー

3.6

9件のお客様レビュー

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2022/03/22

「Itと呼ばれた子」完結編。 大人になってからのデイヴの様子が綴られている。 あんなことがあったのに、こんなに慈悲深く、利他的で素晴らしい人間になったことが、本文からも息子さんや奥様からのあとがきを読んでも見てとれた。 人間は強い、どんなことがあっても意志一つで這い上がって来れ...

「Itと呼ばれた子」完結編。 大人になってからのデイヴの様子が綴られている。 あんなことがあったのに、こんなに慈悲深く、利他的で素晴らしい人間になったことが、本文からも息子さんや奥様からのあとがきを読んでも見てとれた。 人間は強い、どんなことがあっても意志一つで這い上がって来れるんだ、と心動かされた作品。

Posted by ブクログ

2018/07/29
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

母親から受けた自身の児童虐待経験を一人称で描く実録もの、完結編。 父親と母親の死、空軍入隊、結婚、息子の誕生、空軍除隊、離婚、そして再婚。 何年間ものデイヴの出来事が執筆当時に至るまで収められている。 虐待を受けた理由は…些細なこと。 息子に対し、長年すさまじい暴力を伴い苛め抜ける正当な理由だと母親は訴えるけど、どんなに育児に疲れて夫への不信感がある中でも、あんなことをできる理由にはならない。 デイヴ、あんな仕打ちを受けても母親に対しての愛情や救済の気持ちをまだ抱いてるんだよなァ。 プロローグの幼いデイヴが何度も看護師に尋ねる「神様にかけて?」に胸が痛む。 元妻パッツィ(寂しがりの酔っ払いでお金にルーズな部分以外はそんなに憎めない)を信用してないのに8年間も結婚生活を送れたのは、デイヴの母親に対する愛情深さやまだ希望を持とうとする部分と共通するかもなァと思った。 愛する父親の死に目にあえた(それも父親を自身の腕の中に抱いて)のは、何事にも真摯に向かった彼の生き方の証のような気がした。 最後の10代に入った息子からのメッセージ、あれ、デイヴにとって人生最高のプレゼントじゃないですか!

Posted by ブクログ

2015/07/30

虐待に遭った過去を持つ人が、どう生きていけばいいのかを教えてくれる作品。そういった経験がない人は、自分がいかに恵まれているかを気づかされる。

Posted by ブクログ

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