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古今著聞集 物語の舞台を歩く
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 山川出版社 |
発売年月日 | 2010/07/20 |
JAN | 9784634225206 |
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古今著聞集
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古今著聞集
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日本三大説話集の一つ『古今著聞集』は20巻30篇から成り、 全726話を収めている。平安時代から鎌倉時代の様々な身分の 人々の生活や思考が窺える説話が盛り込まれた、 その世界観を解き明かし、解説している。 ・カラー口絵12ページ ・『古今著聞集』と橘成季 1章 説話の時代・王者の...
日本三大説話集の一つ『古今著聞集』は20巻30篇から成り、 全726話を収めている。平安時代から鎌倉時代の様々な身分の 人々の生活や思考が窺える説話が盛り込まれた、 その世界観を解き明かし、解説している。 ・カラー口絵12ページ ・『古今著聞集』と橘成季 1章 説話の時代・王者の肖像 2章 後鳥羽院と犯罪者たち 3章 きぬかけの道をたどって 4章 『古今著聞集』の動物たち 図版所蔵・提供者一覧、参考文献有り。 左ページに本文、右ページに画像や地図、系図等で補足している。 古代から中世へ。貴族社会から武家社会へ。物語から説話へ。 時代が変遷する中での、天皇・貴族、武家、庶民に至るまでの、 説話が様々なテーマで分類され、収められています。 それは、神仏、政道、公事。和歌、管弦歌舞。武勇や馬芸。 博打や盗賊。孝行や哀傷。怪異や変化。草木や魚虫禽獣など。 蓮華王院に収められた鬼の帯。 後鳥羽院が対峙した、親王・天竺冠者の正体。 徳大寺公継の往生、仁和寺の珍話、西園寺家の栄華。 放生の功徳も場合によりけり。 猿が烏で鵜飼を真似る。天狗に僧が攫われる。 千葉胤綱が三浦義村を三浦の犬となじった話など、 雑多で興味深い説話が多く載っているようです。 『古今著聞集』に興味を持って、その足掛かりに読んでみました。 なかなか面白そうなので、現代語訳があったら読んでみようかな。
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著者、本郷恵子さん、ウィキペディアには、次のように書かれています。 ---引用開始 本郷 恵子(ほんごう けいこ、1960年11月 - )は、日本中世史研究者、東京大学史料編纂所教授。2022年9月現在、東京大学史料編纂所長。 ---引用終了 で、本作の内容は、次のとお...
著者、本郷恵子さん、ウィキペディアには、次のように書かれています。 ---引用開始 本郷 恵子(ほんごう けいこ、1960年11月 - )は、日本中世史研究者、東京大学史料編纂所教授。2022年9月現在、東京大学史料編纂所長。 ---引用終了 で、本作の内容は、次のとおり。 ---引用開始 中世は説話の時代です。「和歌を詠む私」に迷いなく没入するのが王朝物語の世界だとしたら、「『和歌を詠む私』ってなんだろう?と、ふと考えてしまう私」の視点で書かれたものが説話であるといえるでしょう。鎌倉時代中期に成立した『古今著聞集』は、雅やかな宮廷生活を伝えようとしながら、いつのまにか首尾一貫しない見聞や怪しげな噂を語り、生活感あふれる風刺や笑いを紡ぎだしていきます。天皇や上皇、源頼朝をはじめとする鎌倉幕府の武士たち、高僧と楽人、泥棒に詐欺師、犬・猿などの動物から、鬼・天狗のような異界の住人まで、さまざまなキャラクターが、縦横活躍します。中世人のまるごとの世界観を、ぜひ味わってみてください。 ---引用終了 p7 『古今著聞集』の成立は、1254年10月17日。 全体は20巻30篇726話で構成。 p5 各篇の主題は、 1篇 神祇 2篇 釈教 3篇 政道忠臣 4篇 公事 5篇 文学 6篇 和歌 7篇 管弦歌舞 8篇 能書 9篇 術道 10篇 孝行恩受 11篇 好色 12篇 武勇 13篇 弓箭 14篇 馬芸 15篇 相撲強力 16篇 画図 17篇 蹴鞠 18篇 博奕 19篇 偸盗 20篇 祝言 21篇 哀傷 22篇 遊覧 23篇 宿執 24篇 闘諍 25篇 興言利口 26篇 怪異 27篇 変化 28篇 飲食 29篇 草木 30篇 魚虫禽獣 桜梅桃李という言葉がある。 桜、梅、桃、李(すもも)のことで、それぞれが独自の花を咲かせることであり、人も、それぞれが輝けば良く、他と比べる必要はない。そんな意味の言葉である。 この言葉が、『古今著聞集』に登場するとのことで、それがどこに登場するのかを調べてみたら、「29篇 草木」に登場するようだ。 「29篇 草木」には、次のように書かれているようだ。 「春は櫻梅桃李の花あり、秋は紅蘭紫菊の花あり、皆これ錦繍の色、酷烈の匂ひなり」
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