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コロンバイン銃乱射事件の真実
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コロンバイン銃乱射事件の真実

デイヴカリン【著】, 堀江里美【訳】

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コロンバイン銃乱射事件の真実

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 河出書房新社
発売年月日 2010/07/30
JAN 9784309205458

コロンバイン銃乱射事件の真実

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商品レビュー

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3件のお客様レビュー

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2021/07/14

いじめられっ子による報復、という何となく抱いていたイメージが間違っていることを学んだ。詳細で読み応えのある記録だった。

Posted by ブクログ

2012/12/25

 エリックとディランが自分の頭を打抜いた後も、二人に子供を殺された親や銃撃で重度の障害をおった学生たちは残される。時間にしてみればほんの数十分、当たった銃弾は一発や二発。人の一生をたったこれだけで左右してしまう暴力性を持った銃を、趣味や護身用としての所持を認めてしまうアメリカが信...

 エリックとディランが自分の頭を打抜いた後も、二人に子供を殺された親や銃撃で重度の障害をおった学生たちは残される。時間にしてみればほんの数十分、当たった銃弾は一発や二発。人の一生をたったこれだけで左右してしまう暴力性を持った銃を、趣味や護身用としての所持を認めてしまうアメリカが信じられない。  もう起きてしまった事件、それもメディアが散々いじくり回した後にどこまで真実に迫れるかは、誰にも分かることではないが、著者の真摯な気持ちは伝わった。少なくともニュースやwikiをひとつ読んだ程度では語ることのできる事件ではない。それが分かっただけでも十分にこの本は勉強になった。

Posted by ブクログ

2010/08/01

1994年4月20日。アメリカ・コロラド州の高校で発生した、 生徒ふたりによる銃乱射事件は、アメリカのみならず世界中に 衝撃を与えた。 エリックとディラン。コロンバイン高校銃乱射事件のふたりの 犯人は、銃と手製の爆弾での殺戮の後、図書館で自ら命を絶った。 犯人死亡の為、はっき...

1994年4月20日。アメリカ・コロラド州の高校で発生した、 生徒ふたりによる銃乱射事件は、アメリカのみならず世界中に 衝撃を与えた。 エリックとディラン。コロンバイン高校銃乱射事件のふたりの 犯人は、銃と手製の爆弾での殺戮の後、図書館で自ら命を絶った。 犯人死亡の為、はっきりとした動機は葬られた。そこに憶測と 噂を元にしたメディアの報道が事件の真相を歪めて行く。 曰く、犯人ふたりは落ちこぼれのオタクであった。曰く、テレビ ゲームやインターネット、反社会的な音楽グループの影響を受けて いた。曰く、自分たちが受けたいじめの復讐の為に学校のエリート 層を狙い撃ちした。曰く、ふたりは「トレンチコート・マフィア」 と呼ばれる学内グループのメンバーだった。 確かにコロンバイン高校でもいじめはあった。「トレンチコート・ マフィア」と呼ばれるグループもいた。しかし、それはメディアが 勝手にふたりの起こした事件に結び付けたに過ぎない。 事件の捜査に加わったFBI捜査官は、ふたりが残した日記やメモ、 映像を分析し、エリックをサイコパスと分析する。 人を魅了し、上手に嘘を吐き、自分に不利になりそうだと感じれば あらゆる手を使って誤魔化そうとする。そして、自分の優位性を 誇示し、他人を見下す。 そんなエリックと、死を求め続けたディランが結び付いたことが 原因ではなかったか。 事件は突然起きたのではない。兆候は事件発生の1年以上前から あった。それなのにふたりの犯行を防げなかったのは、保安官 事務所による資料の隠ぺいが原因である。 これまで通説とされていた事柄が次々と覆されている。その裏には 著者の10年に渡る丹念な取材がある。また、巻末には膨大な出典も 明記されおり、感情移入のない文章は事件を見つめ直すのにもいい。 「幸せになって、いい人生を送ることが、あいつらにファックユー を突きつけてやることになるの」 「あいつらはわたしに死んでもらいたかったようだけど、わたしは 生きている。あいつらは死んでいる。わたしh絶対に幸せになる」 殉教者として祀り上げられた少女を、そうではないのだと主張して 多くの非難を受けたもうひとりの少女の言葉だ。銃撃に遭い重い 障害を負い、それでも彼女は前向きに生きている。 尚、被害者遺族から訴訟を起こされ条件付きで証言を行った犯人 ふたりの両親の証言記録は、20年間の封印をされることとなった。 公になるのは2027年。その時、真実は白日の下に晒されるのだろうか。。

Posted by ブクログ

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