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新しい風土記へ 鶴見俊輔座談 朝日新書
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鶴見俊輔【編著】

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 朝日新聞出版
発売年月日 2010/07/13
JAN 9784022733467

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商品レビュー

2.6

7件のお客様レビュー

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2018/11/18

最近立ち寄った書店のうち、二つの店でポップを つけて推薦していたのがこの本。 もちろん著者のことは知っていたけれど、著作(と 言っても対談集)を読むのは初めて。学生の時の 国語の試験とかではずいぶん目にした気がするけど。 内容は、姜尚中さん、上野千鶴子さんなどそうそ...

最近立ち寄った書店のうち、二つの店でポップを つけて推薦していたのがこの本。 もちろん著者のことは知っていたけれど、著作(と 言っても対談集)を読むのは初めて。学生の時の 国語の試験とかではずいぶん目にした気がするけど。 内容は、姜尚中さん、上野千鶴子さんなどそうそう たる顔ぶれの論客との対談。 著者の博覧強記、いや博覧”狂気”ぶりが垣間見えて 興味深かったけれど、飲み込むにはかなりの抵抗が あった。理由は二つ。 一つは、救いがない言い方が多いこと。 あることを批判したら、批判しっ放しということが目に ついた。その救済の手立てへの言及がない。 内田樹さんなら、ちゃんと救済の手を差し伸べて くれるところ。 もう一つは、対談相手を光らせていないこと。 かつてアントニオ猪木は「相手の力を9引き出して やって、俺は10の力で勝つ」と言って、相手も自分も 光ることを考えていた。でも、この対談集からは、 相手の力を9引き出すことなく、自分が10の力を 見せつけて終わっているような印象が残った。 それでも、この本の中で最後の対談相手になって いる池澤夏樹さんとの対談は面白かった。 実は池澤さんの本は手にしたことがないんだけれど、 近いうちにぜひ読んでみようと思う。 これが、この本の最大の収穫だな。

Posted by ブクログ

2017/03/25
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

どういうわけか鶴見俊輔に興味を持ってしまった。 図書館で何冊か見渡し、対談形式のこの本であれば 読みやすいだろうと手に取る。結果、やはり難しい。 いや対談だから難しくない。読み解く知識が私にない。 この場合、どうするか。必殺、読み流すである。 全て理解せず気になった単語のみ調べ、どんどん読む。 うむ、面白い。 この本を読んで鶴見俊輔から感じることは ・明治の仕組みがいまだ続いてしまっている ・日露戦争で負けなかったこと=勝利という誤った定義  →日本の一番病の弊害  (明治の仕組みが継続、結果的にそれが大正、昭和を   形作り、現在へと至ってしまう) という考えを持たれてる模様。そのエッセンスは対談の 随所に出て、広がりを見せていく。 本自体は徳永進、池澤夏樹の対談が特に面白かった 医師である徳永進とは、死をテーマに話が展開。 死を前にした時の価値観の逆転、死を肯定する言葉とは 何か。老いと死の関係。誇りを持った死。 池澤夏樹とは文学,思想がテーマ 言葉・メカニズムで表せない日本人の「能」のような 振る舞い、言葉の前にある存在、物や文化 各人にも興味が出てきた。 池澤夏樹は読んでみようと思う

Posted by ブクログ

2014/12/10

どういうわけか鶴見先生の本はよんだことがなかった。もう20年近くまえだけれど、現代風俗研究会でなんどか、お目にかかったことはある。飲み屋でちかくにすわったこともあった。けれど、結局どういう方なのかよくわからないままとおりすぎていた。今回の対談集は相手がおもしろそうなのとかるい新書...

どういうわけか鶴見先生の本はよんだことがなかった。もう20年近くまえだけれど、現代風俗研究会でなんどか、お目にかかったことはある。飲み屋でちかくにすわったこともあった。けれど、結局どういう方なのかよくわからないままとおりすぎていた。今回の対談集は相手がおもしろそうなのとかるい新書なので即購入してみた。自分が認めている人ばかりを相手にしているからというのもいくらかはあるかもしれないが、どの人に対してもやさしい。孫くらいの世代に対しても。姜尚中、中村哲、徳永進、上野千鶴子、いくらか著書をよんでしっている方だけれど、鶴見先生にひきだされるようにあらたな魅力がみつかった。中島岳志、私より10歳もわかいけれど、どの著書もよんでみたいとおもった。四方田犬彦、池澤夏樹、名前をしっているだけだったけれど、著書をよんでみたくなった。アーサー・ビナート、孫歌、はじめてきく名前だったけれど、意識しておこうとおもった。ついでに、やはり丸山眞男、竹内好はなんらかのかたちでかんがえ方にふれておきたいとおもった。いくら時間があってもたりない。そして、鶴見先生自身のかんがえ方にももうすこしふれていきたいとおもう。ところで最近、ふたりの恩師をなくした。恩師といっても直接おしえをこうたわけではない。たくさんの著書からいろいろなものの見方をまなんだだけだ。けれども、自分のなかではとてもおおきな存在だっただけに、このふたつの死はいたい。梅棹忠夫先生、森毅先生、おふたりのご冥福をおいのりします。(今回、ひらがながおおくなっていることにおきづきでしょうか。いまよんでいる梅棹先生の本の影響です。)

Posted by ブクログ

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