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田中角栄の昭和 朝日新書
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 朝日新聞出版 |
| 発売年月日 | 2010/07/13 |
| JAN | 9784022733443 |
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田中角栄の昭和
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商品レビュー
4.2
14件のお客様レビュー
・読み応えがある一冊。テンポ良し、ダレない。 ・田中本は多少読んだが、今回は批判寄り、冷めた目線かと思う。 ・激戦の中国戦線に配置され、ギリギリで内地に帰還しているのは流石。 ・金の作り方含め、異質な政治家だったのだなと。ロッキード事件のアメリカの陰謀説はどうなんでしょ?なんか陰...
・読み応えがある一冊。テンポ良し、ダレない。 ・田中本は多少読んだが、今回は批判寄り、冷めた目線かと思う。 ・激戦の中国戦線に配置され、ギリギリで内地に帰還しているのは流石。 ・金の作り方含め、異質な政治家だったのだなと。ロッキード事件のアメリカの陰謀説はどうなんでしょ?なんか陰謀説って出てきた途端に胡散臭くなるけど、結局は庶民にはよくわからない。 ・日中国交正常化の時は本当にピークだったんじゃないのかな?今でも日本の政治家の外交はよく批判されるけど、まあ当時だってそれなりに批判はされていたんだろうし、どっちが悪いって話ではないよね。当意即妙なやり取りや、風を読むのはメチャクチャ長けてそうだし、そこらへんの安定感、安心感はあるよねえ…
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戦争を経験して終わって激動してた時代の中で生きていくだけじゃなくて 成り上がるのにはパワフルという言葉だけじゃなくて時期を見て自分の思いを信じて一気呵成に突き進むの力強さや狡猾さが必要なんだなって改めて思った 田中角栄が行ったことは一概に良い悪いなんて区別は出来ないけども雪深い...
戦争を経験して終わって激動してた時代の中で生きていくだけじゃなくて 成り上がるのにはパワフルという言葉だけじゃなくて時期を見て自分の思いを信じて一気呵成に突き進むの力強さや狡猾さが必要なんだなって改めて思った 田中角栄が行ったことは一概に良い悪いなんて区別は出来ないけども雪深い地元の新潟の人にとっては有難い存在だと思った 東京ばかりが注目されて地方がほっぽり出されている中で、地元を忘れずにしっかり還元していったのは田中角栄の懐の深さや任侠と言われる所以なんかな でもここを地盤として抑えておけば……のような打算的があるような狡猾さを本書を読んで感じた田中角栄像にあるかもしれない 強く思ったのは田中角栄がガンガンやれたのは戦争が終わってより豊かになりたい、海外諸国に渡り合えるほどの力をつけなければと思った国民がいたからで、田中角栄に猛烈に引っ張って貰わなければ一応豊かになった今の時代も作り上げられなかったと思う ただ、ロッキード事件で裏金もらった汚職政治家という一面で理解した気持ちになるのは間違い 本書で初めて田中角栄について書かれた本を読んだけど、ここが良い悪いが無く、淡々と読めたのはすごく良かった
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今まで読んだ田中角栄についての本の中で、一番中立的な立場で書かれた本だったような気がする。身内の人が書いた本は当然のように角栄氏の政治家として人間としての素晴らしさを称賛する内容が多い。親族が書いた本は時の人の親族になってしまったがゆえにものすごく大変な思いをしたことによる苦し...
今まで読んだ田中角栄についての本の中で、一番中立的な立場で書かれた本だったような気がする。身内の人が書いた本は当然のように角栄氏の政治家として人間としての素晴らしさを称賛する内容が多い。親族が書いた本は時の人の親族になってしまったがゆえにものすごく大変な思いをしたことによる苦しみとか悔しさについて書かれていて、でもその裏にやっぱりなんだかんだ言ってもすごい人だったんだなあという畏敬の念みたいなものが透けて見えるように感じた。一方、田中の金脈問題を暴いた立花隆氏の本はこれまた当然のように全てを白昼の元に曝け出してやろうとうう強い意志や執念のようなものを感じて、まあその気持ちもわからなくもないけどあなたのその素晴らしい正義感が突っ走れば突っ走るほどなかなか困るというか悲しい思いをする人もいるわけでですね、という完全に身内贔屓な複雑な気分にもなった。 翻ってこの本は、巻末の解説で著者ご本人もおっしゃっているように、田中角栄に惚れ込むつもりも、完全に敵対視しているわけでもなく、ただ淡々と史実を詳らかにし、当時の関係者に話を聞き、それをニュートラルに分析しているという印象を持った。綺麗事を言うよりも物質的豊かさを求める国民の欲望に忠実に寄り添った政治家であったこと。そのために危ない橋を何度も渡り、中には危ないどころではない橋もあったかもしれなかったこと。でも田中自身はそれを終始一貫して真っ向から否定し続け、裁判で明らかになるかもしれなかった真実は田中の死によって迷宮入りしてしまったこと。数々の疑惑を否定し続けた田中の言葉は必ずしも全てが嘘だったわけではなく、莫大な権力と金を有したが故に敵対勢力や外国からの罠や策略にはめられてしまった結果だという見方をする人も実際に少なくはないということ。 わたしは、ロッキード事件の賄賂のことを「何も知らない」と言う田中の言葉は信じられない。んなこたぁないでしょうと思う。それでも、小卒から国会議員に成り上がり、想像を絶するような金脈を作り上げ、首相になって一時は歴代最高支持率を記録したり、突然毛沢東と会って日中の国交を正常化したり、当時各国から恐れられていたソ連と対等に渡り会ったり、なんかほんと規格外というか、そんなことできる人やっぱり他にいなくない?とも思う。政治家は、というか誰しもきっとクリーンに生きるべきなんだと思う。でもクリーンを貫いていたらいつまで経っても成し遂げられない大きなこともあって、田中はそこの境界を、国民の欲望を(そしてあるいは自分の欲望を)満たしてあげたいという思いがあまりに強かったから、踏み越えてしまったのかなあと思った。その結果やっぱりそれはダメでしょって言われて逮捕されてしまって、この本も最後の方は読んでいて本当に辛いというか切ない気持ちになったけれど、そういうエンディングになってしまった。でもその危ない橋を田中が渡ってくれたことこそが昭和後期の日本が新しい方向に向かって進む起爆剤になったんだとしたら、そんな頭ごなしに全否定することもできないよね、と思う。 支離滅裂。でもとにかく、会ってみたかったなあ。会って、どんな人だったのか話してみたかった。そしたらきっともっと好きになってたんだろうなあ。歴史をもっと冷静に見られなくなっていたかもしれない。なんにせよ、30年。30年遅かったんだよなあ。
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