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デフレとの闘い 日銀副総裁の1800日
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 日本経済新聞出版社 |
発売年月日 | 2010/07/08 |
JAN | 9784532354312 |
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デフレとの闘い
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商品レビュー
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金融政策の現場を臨場感満載で綴った著。 内容はかなり難解で、理解できなかったところも多い。 それでも、金融政策を担う人が何を考えながら政策運営をしているかといった点や、著者の学識の高さが窺えて、とても勉強になり、刺激を受ける本だった。
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著者が日銀副総裁として勤務していたときの5年間の記録を綴ったもの。日銀副総裁というと、官僚的な仕事でキャリア官僚のポストとばかり思っていたが、国際会議やシンポジウムでプレゼンをしたり、重要な発言を求められたり、極めて学術的な経済の専門知識を必要とされる重要な配置であることがよくわ...
著者が日銀副総裁として勤務していたときの5年間の記録を綴ったもの。日銀副総裁というと、官僚的な仕事でキャリア官僚のポストとばかり思っていたが、国際会議やシンポジウムでプレゼンをしたり、重要な発言を求められたり、極めて学術的な経済の専門知識を必要とされる重要な配置であることがよくわかった。しばしば行われる国際会議等の参加者もFRB議長やECB総裁、ノーベル賞を受賞した学者等で、著者は、グリーンスパン、バーナンキ、トリシェ氏とも顔なじみであることには驚いた。この手の国際会議やシンポジウムは、世界経済界の頂点に立つ、限られた有力者やノーベル賞学者によって、いつも同じような顔ぶれで行われていることもわかった。ただし、本書の内容は、経済の素人である私には難しすぎ、残念ながら理解できない箇所が多かった。 印象に残る箇所を記す。 「私が2004年3月に初めてG20の会合に総裁の代理で出席した際に、私の正面に座っているオーストラリア中央銀行総裁の顔にも、どうも見覚えがあった。後で確かめると、やはりOECD事務局でオーストラリア・ニュージーランド担当のヘッドをしていたマクファーレン氏であった。日本に限らず、国際舞台で活躍する人材は、意外と限定されているものである」 「日本経済が一時的なデフレ局面にあるのではなく、デフレ均衡にあるとすれば、金融政策のみの力でこの均衡状態から抜け出すことは困難である可能性が高い」 「バブルを潰そうとするな。潰れた後で後始末せよ(グリーンスパン)」 「カナダ・エネルギー省の顧問にオイルサンドの採算性について質問すると、原油価格が1バレルあたり30-40ドルであれば採算が合うと言っていた」 「通常、「失われた10年」は、バブル崩壊後のバランスシート調整が長期化したためとされることが多い。この説明に対して、林=プレスコットは、労働時間の短縮という規制の変化が日本の潜在成長率を低めるよう作用したと論じた。私の見解は、生産年齢人口の減少がより大きな役割を演じたというものである」 「日本がなぜ「失われた10年」を経験し、デフレに陥ったかについて、私は、四つの大きなショックが連続して発生したためであると考えている。第一のショックは、株価と地価の同時バブルの崩壊とそれに続く金融機関、企業のバランスシート調整である。第二のショックは、林=プレスコットが強調する1980年代末からの労働時間の短縮である。第三のショックは、生産年齢人口の伸びが90年代半ば以降マイナスに転じたことである。第四のショックは、80年代半ばから90年代半ばにかけての急激な円高である」
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日銀副総裁の1800日 ― http://www.nikkeibook.com/book_detail/35431/
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