1,800円以上の注文で送料無料

幽霊記 小説『遠野物語』 新人物文庫
  • 中古
  • 書籍
  • 文庫

幽霊記 小説『遠野物語』 新人物文庫

長尾宇迦【著】

追加する に追加する

幽霊記 小説『遠野物語』 新人物文庫

定価 ¥733

220 定価より513円(69%)おトク

獲得ポイント2P

在庫なし

発送時期 1~5日以内に発送

商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 新人物往来社
発売年月日 2010/07/09
JAN 9784404038791

幽霊記

¥220

商品レビュー

3

1件のお客様レビュー

レビューを投稿

2019/01/11

遠野物語の語り部である佐々木喜善さんを描いた表題作のほか、報効義会を結成して千島を開拓・探検した郡司成忠さん (幸田露伴さんのお兄さん)や幸徳秋水さんに自分の夢を託して援助し続けた岩手の寒村医師:大條虎介(おおえだこすけ)さんを描いた『熱血記』、やはり岩手出身の平民宰相:原敬さん...

遠野物語の語り部である佐々木喜善さんを描いた表題作のほか、報効義会を結成して千島を開拓・探検した郡司成忠さん (幸田露伴さんのお兄さん)や幸徳秋水さんに自分の夢を託して援助し続けた岩手の寒村医師:大條虎介(おおえだこすけ)さんを描いた『熱血記』、やはり岩手出身の平民宰相:原敬さんを応援する床屋の亭主を描いた『幇間記』の3篇を収録。 どれもコンパクトだけれど、人間が生き生きと描かれていました。 短編なのに物足りなさは全くなかった。 自分が表舞台に立つことはできないけれど、自分が理想とする人生を生き抜こうとしている他者(この本では柳田國男さんや郡司さんや幸徳さんや原さん)をサポート人たちが主人公でした。 こういう人生を歩むことに男性は複雑な気持ちがあるのかもしれないけれど、女性たちはスッキリした優しい人達が多く出てくるのも物語をわかりやすくしていたかもしれません。 女性が出しゃばらない時代だったってのもあるかもしれないけどね。

Posted by ブクログ

関連ワードから探す