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土を喰ふ日々
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 文化出版局 |
発売年月日 | 1978/12/17 |
JAN | 9784579300150 |
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土を喰ふ日々
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商品レビュー
3.8
9件のお客様レビュー
京都出身の作家水上勉氏が、軽井沢の自宅で日々野菜を作り、山で木の実やキノコを採り、季節を感じる献立を作る工夫が書かれた本。 一つ一つの季節の恵みであるその地域の野菜を大事にし、月ごとに変わる旬の味を楽しむ精進料理である。旬の野菜には土がはぐくんだ香りがするという。畑から収穫が無い...
京都出身の作家水上勉氏が、軽井沢の自宅で日々野菜を作り、山で木の実やキノコを採り、季節を感じる献立を作る工夫が書かれた本。 一つ一つの季節の恵みであるその地域の野菜を大事にし、月ごとに変わる旬の味を楽しむ精進料理である。旬の野菜には土がはぐくんだ香りがするという。畑から収穫が無い冬は乾物や豆腐や漬物を美味しく食べる。調理もとても丁寧で、じっくり時間をかける。お客さんがいれば、その場で工夫してもてなす。 私も祖父母が長野県出身だったので、祖母が毎年梅干を大量に漬けていたのを思い出し、懐かしかった。果実酒のところや、木の実やきのこのところもとても良かった。 写真がたくさん載っていて、水上氏の表情が柔らかくてとてもいい。できれば食べ物の写真はカラーで見たかったが、だいぶ古い本なので難しいか。水上氏ももうとっくに亡くなっているのだ。昔の日本は自然と人が共存していて、人もそれをありがたみ、四季を楽しんで暮らしていた。いい時代だったのではないだろうか。
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道元禅師『典座教訓』 三十四、五里かけて椎茸を買いに来た老僧 「まことに、人は、梅干一つにも、人生の大切なものを抱きとって生きる」 全くその通りだと思う。
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土井先生がお料理を担当した映画の原案ということで。『ハラヘリ読書』でも取り上げられていて読みたくなって。旬の食材を大切に料理していただく生活、憧れる。貧しかったと言っていたし、お寺の生活が辛くて脱走もしたし、実際、ご本人は大変だったと思うのだけど、その後の軽井沢での様子がなんとも...
土井先生がお料理を担当した映画の原案ということで。『ハラヘリ読書』でも取り上げられていて読みたくなって。旬の食材を大切に料理していただく生活、憧れる。貧しかったと言っていたし、お寺の生活が辛くて脱走もしたし、実際、ご本人は大変だったと思うのだけど、その後の軽井沢での様子がなんともいいなあと。くわいを丸ごと焼いたの食べてみたい。今年も梅干し頑張ろう。映画も観てみたいなあ。
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