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心に響く呻吟語
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心に響く呻吟語

呂新吾【著】, 祐木亜子【訳】

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 日本能率協会マネジメントセンター
発売年月日 2010/06/30
JAN 9784820717799

心に響く呻吟語

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2011/12/03

・深沈厚重なるは第一等の資質。磊落豪雄なるは第二等の資質。聡明才弁なるは第三等の資質。 ・凡そ深言する者は、道を得ることの浅きものなり。(回りくどい説明や難しく述べる人ほど、その道を極めていない) ・義は利の本なり、利は義の和なり。『春秋』 ・富めるはよく施すを以って徳となし、貧...

・深沈厚重なるは第一等の資質。磊落豪雄なるは第二等の資質。聡明才弁なるは第三等の資質。 ・凡そ深言する者は、道を得ることの浅きものなり。(回りくどい説明や難しく述べる人ほど、その道を極めていない) ・義は利の本なり、利は義の和なり。『春秋』 ・富めるはよく施すを以って徳となし、貧しきは求むるなきを以って徳となす。 ・造物はかぎりあり、而して人情はかぎりなし。かぎりあるを以ってかぎりなきを足らせば、勢い必ず争う。(物には限りがあるが人の欲には限りがない。限りあるものによって際限ない欲を満たそうとすれば必ずいさかいが起きる) ・善を譲り過を引くに如かず。(手柄を人に譲り、過ちの責任は引き受ける) ・己の美を露わす者は悪し。人の美を分かつ者はもっとも悪し。(自分の成功を自慢する者は嫌われるが、他人の成功を悪く言う者はそれ以上に嫌われる) ・福は禍なきより大なるはなし。禍は福を求むるより大なるはなし。(最も幸せなこと、それは禍がないこと。最も不幸せなこと、それは幸せを探し回ること) ・(人を批判するとき、相手に五分の過ちがあっても、三、四分くらいの批判にとどめる。そうすれば、相手は批判を受け入れる余裕が生じ、素直に耳を傾け弁解しなくなる) ・射のあたらざるや、弓には罪なく、矢には罪なく。(責任転嫁をしない) ・存するところ是なれば、種種みな是なり。(心の中が正しければ何を為すにも正しい) ・世に処するには、ただ一の恕の字。(世を渡る上で、相手を思いやる「恕」の一字を重視するとよい) ・ただ有導者のみ、智にしてよく人の愚を諒とし、巧にしてよく人の拙を容る。(人格者は自分が賢くても他人の愚かさを許す。人には他人に及ばない能力があり、ひとそれぞれできることとできないことがあることを知っているから) ・(たとえ薄情な人でも、自分が温かい気持ちで接すれば、相手はきっとその態度を恥じ、友情の絆は深まるであろう) ・(仕事に対して真摯な姿勢をもっていれば、自然と周囲からも認められ、誰かが足を引っ張ろうとしても人情が邪魔をして貶めるに忍びなくなる) ・(物事を始めてみなければ自分の未熟さはわからない。評論家は人から聞いたことをただ話すのみである) ・(組織を治めるには一つの根本的な問題を処理すれば、他の様々な問題も全て解決する) ・(能力の高低を争っても仕方ない。ただ、道徳心の習得は他人より遅れてはならない) ・(欲を満たすために学ばない) ・(自己を研鑽するには欠点を隠さないこと) ・(学問や善行に動機付けはいらない)

Posted by ブクログ

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