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アカデミック・キャピタリズムを超えて アメリカの大学と科学研究の現在
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アカデミック・キャピタリズムを超えて アメリカの大学と科学研究の現在

上山隆大【著】

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アカデミック・キャピタリズムを超えて アメリカの大学と科学研究の現在

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 NTT出版
発売年月日 2010/06/25
JAN 9784757142466

アカデミック・キャピタリズムを超えて

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商品レビュー

4.4

10件のお客様レビュー

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2020/05/06

産学連携に関わる方には必読書 アメリカで行われた科学技術政策の歴史を中心に 述べるが、印象的なものは科学技術のリニアモデル、基礎科学にお金を投じればいずれ応用科学も芽が出て社会に還元されるモデルは神話であるという点。そしてアメリカでは神話だがそれがアメリカの歴史に深く根ざしたも...

産学連携に関わる方には必読書 アメリカで行われた科学技術政策の歴史を中心に 述べるが、印象的なものは科学技術のリニアモデル、基礎科学にお金を投じればいずれ応用科学も芽が出て社会に還元されるモデルは神話であるという点。そしてアメリカでは神話だがそれがアメリカの歴史に深く根ざしたものであり受け入れられている点。 実際にそうした考えで生まれたバイドール法などが、多くの生命科学研究の成果、バイオベンチャーの隆盛を生んできた。 また日本の大学は商業化と従来の象牙の塔の間でゆれているが、解は大学の存在意義を改めて知識の創造機関として位置付けること。多様なパトロン、科学者のインセンティブ設計、オープンネスを強く意識するなどは、アメリカのアプローチに近いが歴史的な背景が異なるアメリカを単に模倣するだけではなく、大学のあるべき姿から逆算するアプローチとして面白い。 幅広い視点から記載されるのでついていくのはたいへんだが、読み応えのある素晴らしい本。たくさんの参考文献もあり、論文も読みたい。

Posted by ブクログ

2017/01/17
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

2010年刊行。知識論・大学論が興味深いが、こちらに理科系大学の実情、理科系の学問としての進め方のイメージが乏しいせいもあり、十分に読み取れていない。再読必要。

Posted by ブクログ

2015/12/20

しばらく積読してた本を読み終えた。 結果は最高評価。大学関係本で久しぶりに興奮した。 世界を牽引するアメリカの大学の変容を、「従来とは少し異なる視点」から論じられている。異なる視点とは、「パトロネッジ」、「科学研究の二元論」、「科学研究のインセンティブ」など。 一番興奮したのは最...

しばらく積読してた本を読み終えた。 結果は最高評価。大学関係本で久しぶりに興奮した。 世界を牽引するアメリカの大学の変容を、「従来とは少し異なる視点」から論じられている。異なる視点とは、「パトロネッジ」、「科学研究の二元論」、「科学研究のインセンティブ」など。 一番興奮したのは最後の「第10章 大学はどこへ行くのか」。知識を創造する大学の役割を十分強調しながら、外部の様々なパトロネッジと内部インセンティブの自主管理を実践していきたい。

Posted by ブクログ

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