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山の太郎グマ 椋鳩十名作選
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山の太郎グマ 椋鳩十名作選

椋鳩十【著】, 小泉澄夫【絵】

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山の太郎グマ 椋鳩十名作選

定価 ¥1,980

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 理論社
発売年月日 2010/06/19
JAN 9784652022740

山の太郎グマ

¥550

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2021/12/31

椋鳩十で熊が出てくる短編集。 主人公の少年は病気療養でアルプスの山奥の家に預けられている。そこには山で生きる夫婦がいて、喧嘩友達で悪さ友達の乳兄弟がいて、そして家族になついているクマの太郎がいた。野生のクマと人間の付かず離れずの関係性。人間も、弱肉強食の世界で動物や自然と共存し...

椋鳩十で熊が出てくる短編集。 主人公の少年は病気療養でアルプスの山奥の家に預けられている。そこには山で生きる夫婦がいて、喧嘩友達で悪さ友達の乳兄弟がいて、そして家族になついているクマの太郎がいた。野生のクマと人間の付かず離れずの関係性。人間も、弱肉強食の世界で動物や自然と共存している様子がとても良い一作です。  /『山の太郎グマ』 子グマを生け捕ってやれ!と張り切る語り手だが、母クマの迫力と子グマへの愛情には恐ろしくも気持ちの良いものを感じるのだった。  /『月の輪グマ』 猟師と猟犬に見つかった母グマは子グマを逃がそうとする。だが猟師たちは子グマを見つけてしまった。怒り心頭で戻ってきた母グマに、猟師たちは命からが逃げるのであった。  /『母グマ子グマ』 大グマが人里に現れた。猟師は命がけでクマに銃を向けるのだが。  /『アルプスのクマ』 盛り上がる金色の毛のために”金こぶ”と呼ばれている大グマ。人間のミツバチ養殖の箱を盗むので猟師たちは戦いを挑むことに。  /『あばれグマ金こぶ』 食べ物が少なくなり、人里に現れるクマたち。大グマと人間の真剣勝負となる。猟師が狩ったクマをどのように捌いてどの部分を売っていたのか、などの語りもあり。  /『クマほえる』

Posted by ブクログ

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