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薔薇の家、晩夏の夢 創元クライム・クラブ
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薔薇の家、晩夏の夢 創元クライム・クラブ

倉阪鬼一郎【著】

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薔薇の家、晩夏の夢 創元クライム・クラブ

定価 ¥2,090

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 東京創元社
発売年月日 2010/06/25
JAN 9784488025359

薔薇の家、晩夏の夢

¥990

商品レビュー

3.3

10件のお客様レビュー

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2012/10/12

珍しくホラーを読みました… 薔薇がキーワードで耽美な話かなーと気軽に読み始めたら、重い重い。 特に後半の怒涛の展開は読むのを止められませんでした。 こういうトリックさー! …ネタバレになるので何も言えませんが。 ずーっと違和感を抱えていて、そう言うことか!とスッキリできるのは...

珍しくホラーを読みました… 薔薇がキーワードで耽美な話かなーと気軽に読み始めたら、重い重い。 特に後半の怒涛の展開は読むのを止められませんでした。 こういうトリックさー! …ネタバレになるので何も言えませんが。 ずーっと違和感を抱えていて、そう言うことか!とスッキリできるのは良いですね。 ただ、ホラーですけどね。 暗号については、前半は頑張れば解けるかもしれませんが、後半は無理です。。。 もはや飛ばし読みしてました。 ラストで伏線をこれでもかと沢山回収してくれるので、是非最後まで読んで下さい。

Posted by ブクログ

2011/12/23

図書館より。 【まとめ】 ◆お得意の古い屋敷モノ。耽美でどこか翳りのある、エロチックな匂いは健在。 ◆パズルはちょっとわたしにとっては難しかった。 ◆真実が見えたときのカタルシスは気持ちよかった。 【感想】 「冥い天使のための音楽」の時に、「この人のはロジカルミステリじゃな...

図書館より。 【まとめ】 ◆お得意の古い屋敷モノ。耽美でどこか翳りのある、エロチックな匂いは健在。 ◆パズルはちょっとわたしにとっては難しかった。 ◆真実が見えたときのカタルシスは気持ちよかった。 【感想】 「冥い天使のための音楽」の時に、「この人のはロジカルミステリじゃない…」って諦めたはずなのに、つい文章が美しいから、惹かれてしまった。薔薇、十字架、古びた館、さびしい書斎…まるで、アンティークの宝石箱を開けたときのような、時の止まった世界がたちどころに匂い立つ。 今作はパズルがいっぱいなので期待したが、やはりわたしの求めているトリックの類は皆無… 但し、読者騙しは勿論仕掛けてある。しかし、その手はもうow.ly/833R8で喰らっているので、最初から「どーせアレだろ…?」と身構えてしまっていた 。この人の得意技? (ちなみに、パズルは結構難しかった…しかし、読者に対してもフェアな解き方ができるものとできないものがある。そしてそれほど謎解きに重要なカギになるわけではない印象。) 今作のキモはow.ly/833ZXと基本的なからくりは同じと思う。 けれどこの手のものは、その堅牢さよりも、ほろほろと隠れ蓑が崩れて、中から真実があらわになったときの衝撃や、こちらの見方がくるりと変わるときのカタルシスの美しさが重要。 その点では、真実の姿が見えたとき、「ああそうだったのか!」手を打てる気持ちのいいラストだと思う。 後半の種明かし部分からの文章と展開は些か読み通りで、まあ幻想ミステリふうですね、という感じ…この人の作品はいつもあまり意外性がない…けど、世紀末的退廃美や、滅びゆくものを愛でる目線や、丁寧に輪郭を撫でながらしたためたようなある種のエロチックさすら漂う文章にため息が出る。 結論:くらら氏の小説は文章を読み味わうもの。 ミステリは、さくっと要領よく内容を把握しつつトリックを考えたり、穴を見つけたりする読み方をするようにしているが、くらら氏に限っては、むしろショパンなどかけながら、ゆっくりマダムと話をするように、気取って紅茶など嗜みつつ、が吉。 

Posted by ブクログ

2011/12/09

ダーク、幻想、ミステリ、ホラー。比較的軽め。 最終的にホラーが入ってくるのである程度割り切って読めた。 ミステリとしては無理があったりもするけど、物語としては好き。 読み飛ばすページもなく、1頁毎に丁寧に読めた。一文が割と短く、リズムがあって読みやすい。

Posted by ブクログ

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