礼遇の資格 カッパ・ノベルスベスト・ミステリー

松本清張(著者)

• 販売会社／発売会社: 光文社
• 発売年月日: 1974/10/20
• JAN: 9784334022570

商品レビュー

2021/10/23

1974（昭和49）年発行、光文社のカッパ・ノベルス。14編。陳 舜臣/著『縞の絵筆』そこから犯行が発覚するか、という感じである。なんか駆け足すぎて何がなんだかわからない、かな。星 新一/著『オオカミそのほか』SF的ショートショート。満月の夜に噛まれたものに変身してしまう。なかなか苦労するが最後に噛まれたモノは一体どうなるのだろう。井上 ひさし/著『合牢者』演劇風な流れ。久しぶりの井上ひさしだが、一時期好きで読んでたなぁ。ちょっとコメディタッチ風な部分もいいな。

掲載作：『礼遇の資格』松本 清張/著 p5-34、『縞の絵筆』陳 舜臣/著 p35-53、『わがままな死体』土屋 隆夫/著 p54-85、『青い亀裂』三好 徹/著 p86-114、『オオカミそのほか』星 新一/著 p115-127、『おそえ!エリッヒ!』新章 文子/著 p128-149、『優しい脅迫者』西村 京太郎/著 p150-171、『ダニは殺すべきか』菊村 到/著 p172-200、『雁のわかれ』草野 唯雄/著 p201-230、『少女失踪す』大谷 羊太郎/著 p231-251、

掲載作（続き）：『七瀬時をのぼる』筒井 康隆/著 p252-281、『彼等、地の塩とならず』生島 治郎/著 p282-312、『合牢者』井上 ひさし/著 p313-341、『渡海志願』高木 彬光/著 p342-362、その他：『面白さを数字で計る』石川喬司