三村と片桐 GUSH C

倫敦巴里子(著者)

• 販売会社／発売会社: 海王社
• 発売年月日: 2010/07/09
• JAN: 9784877241940

商品レビュー

2012/03/21

良かった

[ゴロー]

中学の頃から付き合っていて現在同棲中の三村と片桐。馴れきってしまい恋人扱いされないことにこれで良いのかと悩む三村と、安泰した日々に安心しきっている片桐。ある夜堪忍袋の切れた三村は別れる準備を始めるが――！？他４編収録。

三村と片桐の気持ちのすれ違いがまさに熟年カップルそのもので笑えました(>_<)
『カーテンコール』は最後もうちょっと余韻を持たすか、なんなら最後の１Pまるまる切っちゃっても良かったように思いました。
『つれない帰り道』・・・島崎が不思議。森田が誘わなかったら何の進展もしなさそう・・・。
『ネコじゃだめですか？』・・・先輩カップルの余りの無神経ぶりに絶句。お似合いカップル(-"-)　でもこれ、このレビューを描く今の今まで前巻のボタンかと勘違いしてました。名前も違うのに・・・相手の髪にトーンも貼ってあったのに・・・orz
『ネコじゃいやですか？』・・・これまでは猫にしか見えない思われ人と、それ以外の人達のちぐはぐな会話が楽しかったのですが、おばあちゃんは可哀そうでしたね。
とにかく描き下ろしまで楽しめました！！

2014/04/24

猫ォ…。
人になった猫は、好きな人には猫のままの姿しか映らない設定。でも、猫と接しているつもりの主人公と、イケメンと接しているつもりの周りとの会話が成り立つのがすごい。イケメン猫と主人公のベッドでの会話が切ない…。オチもすごく良かった…！！
表題作の倦怠期カプも攻めがいつまでも受けを大事に想っているのが伝わってきゅーーーーんでした！！ただ受けのスレ方が可愛くなかった(T-T)

2014/01/29

ああ、この本、どのお話も大好きです。
特に表題作はリーマンものでは、五本の指に入るくらい好きです。
この思考のすれ違いっぷりがたまらない（笑）
でもこうやってこの二人は、いつまでも仲良く暮らしていくんだろうなあ。
ごちそうさまです（笑）

家族になる筈だった二人も切ないのですが、その後の「長生きにゃんこ」がもう！！！
こういう擬人化ネタは正直得意ではないのですが、これは大好きです。
普通だと好きな人にだけ人間に見えるっていうのはよくありますが、逆っていうのは面白いですね。
おばあちゃんと葵ちゃんの話が特に好きです。
猫好きにはたまらんです。
我が家のにゃんこはただのおでぶにゃんこですが。女子だし（残念）