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夜と陽炎 耳の物語2
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 新潮社 |
| 発売年月日 | 1986/08/01 |
| JAN | 9784103049050 |
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夜と陽炎 耳の物語2
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商品レビュー
3
1件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
かなり古い本ですね。書架整理も兼ねて再読するものです。 芥川賞作家開高健氏の1986年の作品ということは丁度40年前の作品ですね。硬質な筆致のエッセイ?ですが、突き詰めた自堕落さと諦め!?のない交ぜのような内容が非常に印象的。 ・・・開高氏の半生を振り返る自伝的エッセイですが、酒に溺れるさまがすごいです。 セルフ・ネグレクトという言葉は当時はなかったでしょうが、もう何だか人生諦めているような雰囲気があります。 若い社会人がふとしたきっかけで小説を書いてみたら時代の寵児になってしまうも、既に自分の中にネタはない。「缶詰」を経験するも、向こうでも酒を飲むだけ、こっちでも酒を飲むだけ。それをギリギリまで繰り返し、妻t子は母子家庭状態。 最終的に外国の特派員、ベトナム戦争への特派員、世界の釣り紀行などに方向転換をするも、こうした自伝的エッセイを見るにつけ、プライベートを切り売りしつつ稼ぐということを意識的にか無意識的にかしているのかもなあ、と感じました。 普通が一番とはよく言ったものだ、と読後に感じましたよ。 ・・・ ということで開高氏のエッセイでした。 開高氏の作品は久しぶりです。こういうかっちりした麗しい文体もたまには良いものです。なお当時は許容された下ネタはご愛敬。時代は流れます。
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