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緋文字 ハヤカワ・ミステリ文庫
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緋文字 ハヤカワ・ミステリ文庫

エラリー・クイーン(著者), 青田勝(著者)

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緋文字 ハヤカワ・ミステリ文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 早川書房
発売年月日 1991/06/30
JAN 9784150701024

緋文字

¥220

商品レビュー

3

5件のお客様レビュー

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2021/12/22

エラリー・クイ-ンと秘書ニッキ-・ポ-タ-の2人が、ニ ュ-ヨ-クの観光案内書を携えて、人妻の浮気調査に営々と励み、いよいよ仲裁に出ようしたところで事件(事故)に遭遇することになる。これがラスト50ペ-ジ手前だけに、苛立ちは沸点に達していた。裁判での逆転勝利に至るまで、 あれだけ...

エラリー・クイ-ンと秘書ニッキ-・ポ-タ-の2人が、ニ ュ-ヨ-クの観光案内書を携えて、人妻の浮気調査に営々と励み、いよいよ仲裁に出ようしたところで事件(事故)に遭遇することになる。これがラスト50ペ-ジ手前だけに、苛立ちは沸点に達していた。裁判での逆転勝利に至るまで、 あれだけのお膳立てをした割には、仕掛けはこぶりであった。タイトルの『緋文字』は、血糊で壁に書かれたダイイ ング・メッセージとなって現れ、トリックの解明に導かれたところで留飲が下がった。

Posted by ブクログ

2018/07/07

エラリー作品。解説ページの著作リストによると、1953年発行で27作目の長編に当たる。ナサニエル・ホーソーン作「緋文字」をモチーフとしている。 【あらすじ】 大富豪のマーサは、小説家である夫ダークの嫉妬に悩まされていた。深刻化する彼の言動に不安を感じた友人ニッキーは、エラ...

エラリー作品。解説ページの著作リストによると、1953年発行で27作目の長編に当たる。ナサニエル・ホーソーン作「緋文字」をモチーフとしている。 【あらすじ】 大富豪のマーサは、小説家である夫ダークの嫉妬に悩まされていた。深刻化する彼の言動に不安を感じた友人ニッキーは、エラリーに仲裁役を持ち掛ける。当初乗る気でなかったエラリーだったが、マーサに届く緋文字の手紙から愛人の存在を見出し、ダークが致命的な行動を取る前に解決しようと奮闘する。 【感想】 日本の女敵討のように、当時のアメリカでも不貞された夫が愛人や妻を殺しても無罪になっていたらしい。そんな最悪な状況を防ごうとエラリーが暗躍する構成になっている。 本作は登場人物が少ないため読みやすい。また、ミステリーに必須のイベントが中々起こらない反面、カウントダウンが設定されておりスリルがあった。手紙に緋文字が使われた理由はいまいちパッとしなかったが。 真相究明のきっかけは日本人に馴染みのないものなので、推理はエラリーに任せて読むことをお勧めする。

Posted by ブクログ

2015/05/17

なんか最後があっけない、とゆーか、旦那と不倫相手(見せかけの)が、繋がってるのには気づかなかったけど、それまでが長くて最後があっけなく感じたなぁ。引っ張って引っ張って終わりかけに事件が起きて一気に解決、みたいな。

Posted by ブクログ

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