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南国太平記(下) 角川文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 角川グループパブリッシング |
発売年月日 | 1979/07/01 |
JAN | 9784041465028 |
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南国太平記(下)
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南国太平記(下)
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綱手は非情になれなかった。百城は、そんな綱手を裏切るに、自分に都合の良い言い訳をして、裏切りを正当化する。このあたりはムカムカしながら読んでいた。益満は時代の転換の雰囲気を敏感に感じて、国の大事に身を置こうとするが、小太郎は仇敵を斬ること以外に目標が持てない。しかし、人間とはその...
綱手は非情になれなかった。百城は、そんな綱手を裏切るに、自分に都合の良い言い訳をして、裏切りを正当化する。このあたりはムカムカしながら読んでいた。益満は時代の転換の雰囲気を敏感に感じて、国の大事に身を置こうとするが、小太郎は仇敵を斬ること以外に目標が持てない。しかし、人間とはそのような生き物なのだと思う。終盤は斉彬の死、薩摩藩内の上士・下士の確執、維新回転への胎動を描く。斉彬が認めていた西郷吉之助と久光とは相容れなかったはずだが、その部分の描写はなく、斉彬を慕う久光という姿に違和感があった。
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