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ホラーSF傑作選 コバルト文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 集英社 |
発売年月日 | 1978/04/01 |
JAN | 9784086101936 |
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ホラーSF傑作選
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商品レビュー
3
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※このレビューにはネタバレを含みます
初版が昭和53(1978)年と44年前のもの。執筆陣に目をやると小松左京、眉村卓、筒井康隆、半村良、星新一らに福島正実まで、日本SF草創期のオールスター、あるいは昭和SF作家アベンジャーズとでも言うべき顔ぶれ(それだけに編纂者の豊田有恒氏の作品が収録されていないのはちょっと意外というか)。 作品自体はタイトルで“ホラーSF”と銘打ったほどホラー色は濃くはなく、むしろ当時のSF作家が書いた怪奇色のある幻想譚といった雰囲気。昭和30~40年代の社会風俗の雰囲気が伺えるものが多く、“隠れ里”を舞台にした作品、さらに「個人の怒りや怨み、執念や絶望が実体化して実の世界や他人へ影響をもたらす」モチーフを用いた作品が複数あるのを見ると、この当時はこういったモチーフが流行りだったのかとも考える。 普段からホラーや怪奇幻想系の話ばかり読んで感性がねじけていると、ついつい悲劇や惨劇、破綻を迎えるラストを想像してしまうのだが、そこまで「うわ酷い」という話はないようで。時代ということもあれば、集英社文庫コバルトシリーズという10代後半~20代前半の読者向けのレーベルで刊行されたということもあるのだろう。
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ホラーがかったSF短編アンソロジー全11編。 遙か昔、自分の好みにマッチする小説ってどんなんだろう? と、アンソロジーに手を出しまくった時期があった。 で、小松左京「くだんのはは」と、筒井康隆「佇むひと」に衝撃を受けた。 でも「これってSF?」と思った作品も。
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