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殺人ファンタスティック ハヤカワ・ミステリ文庫

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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 早川書房 |
発売年月日 | 1977/11/19 |
JAN | 9784150720025 |
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殺人ファンタスティック
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ドタバタ喜劇と本格ミステリが合わさるとこうなるのですね。知能指数は高いけれど変わり者の一家、マンシプル家に関わるミステリです。 片田舎で起きた新参者の死亡事件のために呼び出されたティベット警部が一家の財政問題や国際スパイ事件まで解決してしまうという展開はタイトル通りファンタスティ...
ドタバタ喜劇と本格ミステリが合わさるとこうなるのですね。知能指数は高いけれど変わり者の一家、マンシプル家に関わるミステリです。 片田舎で起きた新参者の死亡事件のために呼び出されたティベット警部が一家の財政問題や国際スパイ事件まで解決してしまうという展開はタイトル通りファンタスティック。マンシプル家の人々の言動に笑っているうちに捜査の方がちゃくちゃくと進んでいるので煙に巻かれたような、手品を見せられたような驚きを味わえます。著者の手腕にずるい!と思いつつも本気で怒れない。だって警部だってマンシプル家の人々を相手にしてるのにちゃんと事件を解決してるんですから。 犯人が逮捕されたあとで、モードが放つ一言の逞しさに感動すると共に、その未来に不安を覚えずにいられません。彼女の、そしてマンシプル家のハッピーエンドはどこにあるのか。余韻の残し方が秀逸です。
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