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美輪明宏が語る寺山修司 私のこだわり人物伝 角川文庫
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美輪明宏が語る寺山修司 私のこだわり人物伝 角川文庫

寺山修司, 美輪明宏【著】

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美輪明宏が語る寺山修司 私のこだわり人物伝 角川文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 角川書店/角川グループパブリッシング
発売年月日 2010/06/22
JAN 9784041315347

美輪明宏が語る寺山修司

¥550

商品レビュー

4

7件のお客様レビュー

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2015/01/03

美輪さんのする、知的でロマンチックな昔話が大好きで買いました。やっぱり、いいなあ。自分の生きた時代のことほんとうにお好きだったんだな、わたしも背筋をしゃんと伸ばそうと思えます。同時収録されてる脚本は、ちょっと過激で、でも詩的な言い回しがたくさんあって、「毛皮のマリー」いっきに読め...

美輪さんのする、知的でロマンチックな昔話が大好きで買いました。やっぱり、いいなあ。自分の生きた時代のことほんとうにお好きだったんだな、わたしも背筋をしゃんと伸ばそうと思えます。同時収録されてる脚本は、ちょっと過激で、でも詩的な言い回しがたくさんあって、「毛皮のマリー」いっきに読めてしまいました。

Posted by ブクログ

2011/07/19

はたして、頻繁に間抜け顔にでぶっちょのいかにも愚鈍な表情とペテン師くさい語り口のオカマみたいな輩と相方のようにして、芸能人相手に悩みや運勢を霊能師然として云々している美輪明宏を見るにつけ、ああ、年はとりたくないものだなどという感慨を思い浮かべているのは私だけでしょうか。 それで...

はたして、頻繁に間抜け顔にでぶっちょのいかにも愚鈍な表情とペテン師くさい語り口のオカマみたいな輩と相方のようにして、芸能人相手に悩みや運勢を霊能師然として云々している美輪明宏を見るにつけ、ああ、年はとりたくないものだなどという感慨を思い浮かべているのは私だけでしょうか。 それでも、かつての輝かしいころの、三島由紀夫が愛してやまなかった突出した妖艶性や、寺山修司が近親相姦的に愛撫したナイーブなヨイトマケ的偉丈夫だった丸山明宏を知っているからこそ、特別の思いを込めて崇拝に似た心情を持つことこそすれ、他人行儀な非難などするわけがありませんが、通俗にまみれた老醜を恥ずべき行為として断罪したくなるというものです。 ほら、「生きざま」というではありませんか。 「ざまを見ろ」ではあまりにも情けなく、やっぱり、「さまになる」という方が私たち後進の者にとっては、何かと人生の模範を示していただく先達としてふさわしいと思いますけれど。 昨今は、どうしたって、一貫したぶれない生き方が尊敬の念を集め、多少の変節でもしようものなら非難ごうごうですもの。 それよりなにより、渋谷で住居侵入=のぞきの現行犯で逮捕された市街劇『ノック』の実演中だった寺山修司ですが、たとえそういうスキャンダラスな面があったとしても、その孤高さというか孤立無援の独自の芸術性はいささかも揺るぐものではなく、今も激しく私たちを魅了して止みません。 というわけで、今の彼から発せられる言葉はどうしても虚々実々胡散臭くて、残念ながら真に受けにくいものです。 でも、さすがは寺山修司、そんなことを超越して生の声が聞こえて来そうで、怖い、嬉しい、不思議です。 蛇足ですが、というか、本当は三島由紀夫近代能楽集『葵上・卒塔婆小町』を観たり、彼の歌う「ヨイトマケの唄」をウォークマンの1万5千曲の中の1曲にして聞いているほど美輪明宏に入れ込んでいる私ではあります。

Posted by ブクログ

2010/09/16

ひっさびさに戯曲「毛皮のマリー」を読んでしまった。が、やっぱり気持ち悪くて美しくてすばらしかった。寺山の意外な一面が美輪さんによってわかった気がする。嫁姑問題とかあんまり想像したことなかったもの。マザコン気味だとは思っていたけれど。

Posted by ブクログ

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