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「1対21」のサッカー原論 「個人力」を引き出す発想と技術
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 二見書房 |
発売年月日 | 2010/06/14 |
JAN | 9784576100920 |
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「1対21」のサッカー原論
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・選手育成の目的 指導者がいった練習メニューをうまくやれる選手ではなく、サッカーが好きで、自分から練習したくなり、うまくなると同時に、人間力が高まる。 ・示すのはゴールや選択肢。 大人が手段について決めると、子どもは自分で考えなくなる。サッカーの練習に通うのに「車で行かなきゃい...
・選手育成の目的 指導者がいった練習メニューをうまくやれる選手ではなく、サッカーが好きで、自分から練習したくなり、うまくなると同時に、人間力が高まる。 ・示すのはゴールや選択肢。 大人が手段について決めると、子どもは自分で考えなくなる。サッカーの練習に通うのに「車で行かなきゃいけないけど、送迎ができないから諦めて」ではなく、「車ではサッカーに行けない」とだけ伝える。そんなに気持ちがなければ辞めるだろうし、本当に行きたいなら電車でいくのか誰かに迎えに来てもらうのかなど考える。私生活から、自分で考えて決めさせる。 「どうしてパスするんだ?」とは言わない。「ボールを取られるな!」という。パスしたのが間違いなのではない。取られたのがだめなんだから。 ・5mのパスをミスしたら怒る。 「なぜだ?できないのではなくてやっていないだけ。やらされるな。自分で考えてやれ!」 ・ポイントを理解してボールを触っていれば、触れば触るほどうまくなる。 ・どこで蹴るのがベストは、個人差がある。風間さんの場合インサイドはかかとで蹴る。硬いから一番強いパスが出せる。止めたらすぐ蹴れる位置に止める。 ・本物の選手は、インステップもインサイドもアウトサイドも、置く場所はすべて同じ。 ・スペースへのパスと足元へのパスはどちらがよいか? 速さ:足元へのパスのほうが速い。スペースへのパスは、味方の走るスピードに合わせてスピードを調整する必要がある。足元へのパスは、全力で蹴れる。 相手との兼ね合い:スペースへのパスは相手の足の速度との勝負になる。足元へのパスは、相手を外していれば、絶対に通る。 ゴールへの直結性:場所次第。 ・相手より多く点を取って勝つということがサッカーの目的。そのための個人戦術は、「止める」「蹴る」「運ぶ」「外す」 ・ヨーロッパの選手は、「自分が相手より、どの点で優れていて、どの点で劣っているか」を理解するのが速く、その理解の上でプレーするから試合に強い。 ・ヨーロッパの指導者は、「個」を見る力がある。選手の特徴によって指導を変えられる。 ・よい選手はボールを大切にする。奪われたらすぐに奪い返す。 ・子どもには「お手本」を見せる。それができると、刺激を受けて勝手にできるようになる。
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小難しい戦略や監督論が書かれているわけではなく、サッカーの基本動作からサッカーのあるべき姿、それに作者のサッカーに対する熱い気持ちが込められた本です。プロとして活躍した後指導者の立場になった作者が思ってきたこと・感じてきたことがストレートに書かれていて、心に響くものがありました。...
小難しい戦略や監督論が書かれているわけではなく、サッカーの基本動作からサッカーのあるべき姿、それに作者のサッカーに対する熱い気持ちが込められた本です。プロとして活躍した後指導者の立場になった作者が思ってきたこと・感じてきたことがストレートに書かれていて、心に響くものがありました。 「自由に」プレイすることの大切さ・おもしろさは、サッカーをする人・見る人全員に共有されるべき事柄ですね。 サッカーを指導する立場の話はほかのサッカー本にはあまりない内容なので新鮮でした。
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風間氏のサッカー原論の本。表層的な戦術論でなく、深層的な個人技をまとめていて、ボールを蹴る者には必読な本だと思うし、ボールを蹴る人の気持ちを知りたい人にもお勧めできると思う。 サッカー経験者の自分としては、ボールを蹴っていく上で、経験的に知っていたことをうまくまとめていたり、こん...
風間氏のサッカー原論の本。表層的な戦術論でなく、深層的な個人技をまとめていて、ボールを蹴る者には必読な本だと思うし、ボールを蹴る人の気持ちを知りたい人にもお勧めできると思う。 サッカー経験者の自分としては、ボールを蹴っていく上で、経験的に知っていたことをうまくまとめていたり、こんな考え方あったんだって驚きがあって、読んでいて楽しかった。 ■内容で気になった所 序章 技術は決して裏切らない ・真剣に考えて、ボールに触って身につけた技術は裏切らない。 第1章 「個人技術」で摑む勝利への布石 ・個人技術は、目標を達成するための方法と、それを行うための技術。 ・考えることを放棄して、リスクを掛けない。目標達成に最も近い選択肢を選ぶ。 ・監督からの指示は最低限の仕事。それに加え、自分の持ち味を出す。 ・考えるためには、情報収集とスピード(=動作を行うための時間) 第2章 戦える「技術」 ・サッカーの基本技術は「止める」「蹴る」「運ぶ」「外す」 ・様々な種類のプレイができるボールを置き場所を知る ・強いインサイドの蹴り方は、カカトをボールの真芯に当てる ・ボールの高さの軌道を変えるには、真芯に当てる角度を変える 第3章 日本サッカーに必要な「確かな指導力」 ・指導時によくある、バッドノウハウが書いてある。 ・長所を生かすことより、短所を隠すポジションチェンジをして、個性を潰してしまう ・練習をやることでなく、技術を向上させることを目的にする 終章 日本にも「当たり前のサッカー」を ・選手の個性を生かすより、指導者の型にはめ過ぎていないか? もっと自分を出して自由にやっていいのでは?
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