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つばき、時跳び
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つばき、時跳び
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商品レビュー
4
5件のお客様レビュー
舞台は肥後・熊本、平成に生きる淳、江戸・幕末に生きるつばさ、150年という時空を超えて思いを寄せ合う二人。1947年熊本生まれ、梶尾真治さんの「つばき、時跳び」(2010.6)再読しました。タイムトラベル小説、いろいろありますが、純粋な男女の思いを描いたこの作品が一番好きです。構...
舞台は肥後・熊本、平成に生きる淳、江戸・幕末に生きるつばさ、150年という時空を超えて思いを寄せ合う二人。1947年熊本生まれ、梶尾真治さんの「つばき、時跳び」(2010.6)再読しました。タイムトラベル小説、いろいろありますが、純粋な男女の思いを描いたこの作品が一番好きです。構成、そしてラストへのつながり、見事だと思います。私は若い頃熊本に2年居たので馴染み深さも加わってると思います。
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未知の力の偶然を頼るしかなく、しかも突然に別れが来るという 本来の時間の流れ、座標に逆らうことができない運命、 人の無力を克服できるのか、永遠の喪失が待っているのか 惇さん、つばきさんふたりの交流が限られた時間の中で もどかしいほどの暖かさと穏やかさを湛えているから 結末がいっそ...
未知の力の偶然を頼るしかなく、しかも突然に別れが来るという 本来の時間の流れ、座標に逆らうことができない運命、 人の無力を克服できるのか、永遠の喪失が待っているのか 惇さん、つばきさんふたりの交流が限られた時間の中で もどかしいほどの暖かさと穏やかさを湛えているから 結末がいっそう気になって一気に読み終わる。 冬から春にかけて、椿の花を愛でながらもう一度読みたくなる。 つばきさんは、凛としていながら、あどけなく はかなげでいて頼りになって なんとも上手いこと理想的な女性像を と思うこともあるが、彼女の言動の魅力にやられてしまった。 タイトルは「つばきは百椿庵に」の方が 「ある日どこかで」のタイトル(に対するこたえ)っぽくて がよかったなぁ。
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舞台版とは大分違う印象。舞台版が悪い訳ではないですが、タイムトラベルのペナルティと、訪れる悲しい出来事をキチンと描かれている本作の方が好きです。
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