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死にとうない 仙ガイ和尚伝 新人物文庫
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死にとうない 仙ガイ和尚伝 新人物文庫

堀和久【著】

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死にとうない 仙ガイ和尚伝 新人物文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 新人物往来社
発売年月日 2010/06/12
JAN 9784404038623

死にとうない

¥660

商品レビュー

3.3

3件のお客様レビュー

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2023/01/31

小説読むのが久しぶりだったが面白かった 月船門下の仙崖の兄弟子がみな暖かく、仙崖の気性の激しさを理解しながら見守ってるのがとても印象に残る 史実についてはもう少し突っ込んで知りたいところがあるけれど あの時代に横浜から九州まで行脚されていたかと思うと距離感にくらくらする &q...

小説読むのが久しぶりだったが面白かった 月船門下の仙崖の兄弟子がみな暖かく、仙崖の気性の激しさを理解しながら見守ってるのがとても印象に残る 史実についてはもう少し突っ込んで知りたいところがあるけれど あの時代に横浜から九州まで行脚されていたかと思うと距離感にくらくらする "死にとうない"から始まって、"死にとうないに"戻ってくる感。 辞世の句としていい言葉。 出家したくなるような本。 ちなみに、この作者は知らない人だったのだけれど、 この本は過去直木賞の候補であったらしい。

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2020/02/28

「□△○」の揮毫や、ヘタうま系?ゆるゆる系?な戯画で有名な江戸時代の禅僧、仙厓義梵和尚の伝記、てゆーか小説。 いまわのキワの言葉が、タイトルの「死にとうない」だが、高僧に似つかわしくない未練の言葉。その真意に至る過程が凄いんである。高僧である以前に人間だもの、それはそれは煩悩と...

「□△○」の揮毫や、ヘタうま系?ゆるゆる系?な戯画で有名な江戸時代の禅僧、仙厓義梵和尚の伝記、てゆーか小説。 いまわのキワの言葉が、タイトルの「死にとうない」だが、高僧に似つかわしくない未練の言葉。その真意に至る過程が凄いんである。高僧である以前に人間だもの、それはそれは煩悩と迷いにまみれた半生だったのである。そうした煩悩と向きあってこそ、見えてくるものがある。 胸打たれる生涯であった。

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2015/08/29

おととし、出光美術館の展覧展で知った江戸時代後期の禅僧、仙厓さんの生涯を描いた小説。若いころは昇進や名声への業が深く苦悩したんですね。展覧会でユーモアあふれる禅画にほっこりしたのを思い出して、より読書が進みました。歴史小説ですが、ライトノベルのような文章で、サクサク読めます。 小...

おととし、出光美術館の展覧展で知った江戸時代後期の禅僧、仙厓さんの生涯を描いた小説。若いころは昇進や名声への業が深く苦悩したんですね。展覧会でユーモアあふれる禅画にほっこりしたのを思い出して、より読書が進みました。歴史小説ですが、ライトノベルのような文章で、サクサク読めます。 小説とは関係ありませんが、仙厓さんが若いころ修業したという、武蔵国永田(現・横浜市)の東輝庵(とうきあん)。全国から学僧が集まる修行の場だったそうですが、今も宝林寺というお寺があるそうです。いつか機会があったら行ってみたいな。

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