1,800円以上の注文で送料無料

迷産時代 双葉文庫
  • 中古
  • 書籍
  • 文庫

迷産時代 双葉文庫

宇佐美游【著】

追加する に追加する

迷産時代 双葉文庫

定価 ¥691

220 定価より471円(68%)おトク

獲得ポイント2P

在庫なし

発送時期 1~5日以内に発送

商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 双葉社
発売年月日 2010/06/13
JAN 9784575513592

迷産時代

¥220

商品レビュー

3

4件のお客様レビュー

レビューを投稿

2017/01/11

妊娠にまつわる連作集。 最後の話は主人公は好きにはなれないけど、産まれた子は、幸せになってほしいな〜

Posted by ブクログ

2015/05/01
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

introduction───―― 男友達: 約束の七時よりも十分早く、吉沢亜樹は六本木のコーヒーショップに着いた。…「きっと産んでみせるからね」室外機の音が遠くしていた。 産まない理由:  桜の葉が濃い影を落とす中庭で、河野史佳はアイスティーを三つのグラスに注いだ。…まずは、ぽこちゃんよ。歩道橋の階段を、史佳は軽い足取りで上っていった。 朝顔の角を曲がれば:  昼どきの蕎麦屋から出ると、携帯に着信記録が残っていた。…しょうがない。若くない女の決断は、一つ選べばすべてよし、という具合にはいかないのだ。朝顔が近づいて来る。自分の足音を聞きながら、友里恵はそっと目を閉じた。 神様ふくみ笑い:  母になるってことは、女でなくなることなんだろうか。…母親は、子どもの命を守るためなら、何にだってなれるのだ。強くて妖しくて。これこそ「女」じゃないか。礼子はテーブルに伏せ、眠ったように目を閉じて自分の腹を撫で続けた。 発情期:  ハル叔母はこの冬を越せないかもしれない。…「洸、ありがとう」湯気の向こうで川村が赤い目をしばたかせていた。洸は箸の先をくわえ、肩をすくめた。 ゆるい女:  藤堂さんと初めて会った夜のこと、あたしは今もよく憶えてる。…腹の上にのせられた赤ん坊は、小さな手をグーに握ってあたしにしがみついていた。 ─────────── 産むか産まないかという迷いはやがて、 産めるか産めないかという焦りに変わる。 何故産むのか。もしくは、何故産まないのか。 産んでしまえば育てていく自信はあるけれど、 そこに至るまでの自信がない。 産む理由や目的を明確にしなければ進めない。 「ものごと深く考えない人は、多くのことができるんだよ」 畑山の言葉はまさにその通りだと思う。 ほとんどの主人公が最終的には産む選択をする。 著者が少し前の世代の女性であるからか。

Posted by ブクログ

2010/09/20

子供を産みたいのだろうか? 産むべきか?本当の所はどうなのだろうか? 悩むたくさんの女たち・・・ それぞれの主人公が出した答え それはどれも正解なのである。

Posted by ブクログ

関連商品

最近チェックした商品